Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

半月ぶりのデーサービス

2012-02-14 17:33:50 | Weblog

 母が風邪を引いたのは、1月31日夕方からであるから、半月ぶりにデーサービスに行くことになった。最初のころはベットで寝ていることの多い生活で、足こしが弱くなり、立ち上がったり、手すりで動くことが出来なくなった。食べるものもお粥が少々で、好きであったお茶も、与えるが直ぐ嫌がった。それに喉の奥がゼイゼイと鳴って苦しそうであった。そして2月9日には体が衰弱し、このまま回復できないのではないかと思った時があった。直ぐ救急で済生会病院に行ったが、医師からは「肺炎にはなっていないし、血液検査でもほぼ正常であることから、脱水症状による症状ではないか」と言われた。3時間ほど点滴をしたあとは入院することなく、夕方には家に帰ることが出来た。

 その後は、嫌がるが水分を多くとるようにし、段々食事も進むようになった。2月13日には、姿勢が斜めに沈みがちになる今までの車いすを取り替えた。その結果姿勢よく座るようになり落ち着いた感じになった。まだゼイゼイとすることもあり、風邪を引く前の状態には戻っていないが、弱々しかった言葉も、少し力が出て、声も出るようになった。しかしこのまま刺激の少ない家にいると、病気や認知症も進むような気がした、そこでケアーマネージャーと相談し、今日からデーサービスに行くことにした。

 朝9時過ぎデーサービスの車がきた。母に「今日からデーサービスに行くからね」と言うと、嫌な顔もしなかった。そして迎えに来た介護士にも「おはようございます」と言った。覚束無い足取りであったが、私が後ろから脇の下に手をやり歩かせると、何とか自動車のところまで歩いた。妻は連絡簿に、今の母の症状等書いたものを渡し、母は迎えの自動車に乗っていった。家にいる間は風邪によるものなのか便が緩くなったことなど介護士に伝えた。

 午後4時過ぎ母は帰ってきた。迎えに出ると車いすに乗っていた。そして介護士は「足が弱くなっていたので、車いすで過ごした以外は、食事等普通に食べたこと。便は出なかったこと等話し、困ることはなかった」と言った。車椅子から降りて、玄関の上りかまちでは、何時もは手すりを持って上がっていたが、後ろから支えてやらないと上がれなかった。それでも新しい車椅子に乗って、ダイニングのテーブルのところに行くと、食べるものはないかと、手で仕草をした。妻の実家から贈ってきたマンゴーを出すと、さじで美味しそうに食べた。あと熱が出なければよいが、取りあえずデーサービスに行ったことは良かった。