朝食の時間が8時であり、1階の食堂に行った。昨夜の中居さんがいて、また陽気に話してきた。そこでまたビールを呑んだが、料理は昨夜の宴席ほどの品が出ていた。それを食べたが、ご飯は食べなかった。幹事役に今日の予定を聞くと、甲府発14時40分であるので、希望するところを見て、後はのんびり過ごすとの言った。昨日は武田神社を見たので、恵林寺に行きたいと思ったが、石和から中央線で塩山まで行き、そこからまた歩くとのことであったので止めた。そして近くの「響の里」に行くことになった。そこならホテルの送迎バスを出してくれると言った。
送迎バスに乗ると「響の里」は3分ほどで着いた。この場所は最近オープンしたようだ。武田信玄の風林火山を模して太鼓で表現した。みな若い女性であったが、行く鍛えられ素晴らしい演奏をした。彼女達は併設してある売店の売り子でもあった。そこで福袋に入った土産物を買った。この敷地内に宝石庭園があり、ここでトルマリンの販売等行っていた。以前(20年前)にもここに来たことがあったが、このオーナーが「響の里」や別のところにあるワイナリーも経営していて、山梨では有名な立身出世の経営者と聞いた。その宝石庭園は庭全体に宝石がちりばめられている感じであった。案内した人の説明も上手かったが、何人かはそこで買い物をした。ここで長い時間費やしたので、後は甲府に行って昼食を食べて、指定の特急ふじかわ号で帰って来るだけである。
甲府に着いたのは午後1時ごろであった。駅前に出て昨日とは違った昼食場を探したところ「奥籐」と云うそば屋に入った。この店は元祖鳥もつ煮店であり、B-1グランプリ参加店であった。創業昭和25年の老舗店でもつ煮もそばも一級品であった。後は駅ビルで土産物を買い列車に乗り込んだ。この列車の中では、みんな疲れもあって寝て帰って来た。石和温泉は何度も来ているので、新鮮な感じはなかったが、人を持て成すことは、温暖で恵まれた静岡とは違い、良く出来ていた。これも山梨の県民性なのか。 以上