Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

OB会役員説得、その他

2012-02-09 20:35:59 | Weblog

 午前10時に後輩と会う約束をした。彼はKENN君で国鉄、JRと同じ道に進み、関連会社でも同じN社で働き、私を助けてくれた。そこを退職した後は、同業の会社に乞われ、現在はそこの責任者として働いている。年齢は70歳近くでそろそろ自由の身になると聞いていた。彼に、鉄道OB会の役を引き受けてもらいたいと、駅の喫茶店に呼び出した。

 彼にOB会の実態や活動状況を説明し、役員として手伝ってほしいことを伝えた。しかし彼は「1つ、現職として勤めていること。2つ、奥さんが糖尿病を患い、家事の全てを彼がやっていること、それに本人も病気を持っていることから、これ以上のことはできない。よって勤めが終わったなら協力するが、今はできない」とのことであった。この話に反論することは出来ても、ボランティア的活動であり、信頼の上に成り立っていることから、私もこれ以上話はしなかった。1時間ほどの話であったが「状況が好転したら協力してほしい」と言うしかなかった。現職時代は、きつい仕事にも耐えて頑張ってくれた。人間的にも誰からも好かれ、彼の周りには人が集まる仁徳があった。自己を顧みないで、尽くす人間であると思っていた。しかしそれを許さない事情があるのだと思った。残念であるが諦めた。

 昔の鉄道OB会は、全国組織で大規模であった。それ故「寄らば大樹の陰」に守られた感覚があり、その発言力も強かった。その流れは今も継いでいるが、各地区ごとに分かれた組織は、発言力も弱まり、しりつぼみの感は否めない。故に率先して役員になろうと言う人はまずいない。しかし100年近く続いた組織が衰退していくことを黙って見ているわけにはいかない。それを何とか食い止め、相互に助け合う組織にしたい。

 今まで2人に話し、今後もOB活動を継承してくれることを話したが駄目であった。むなしさが残った。しかし何とかしなければならない。これから2月末までに、5人の人に会って、次年度の体制を作っていこうと思う。めぐりあわせで、このようになったが、自分が前向きに進めるなら、閉ざされた道でも開けるものと思う。

 蛇  足 (午後1時ごろ家に帰ってくると、母の様子がおかしい。手をだらっと下げて、身体に力が入らない。目も閉じ、弱々しく「ありがとう」「さようなら」といった言葉を言う。そぐ行きつけのSU病院に電話すると、午後は休みであった。それでも看護師が出てくれた。医師と代わり、母の様子を伝えると、直ぐ救急病院に行くよう話された。済生会病院に行くと、検査をしてくれたが、所見は悪いものはなかった。脱水症状ではないかと言われた。入院するつもりで行ったが、点滴を打ったら少し元気になったので、そのまま帰った。)