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Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

「静岡太鼓」を聞く

2007-11-03 23:27:23 | Weblog
 先日友人Iさんから「静岡太鼓」の券を2枚貰った。Iさんは太鼓に興味を持っていて本人も叩くが、その音を聞くと精神が安定するし勇気がわいてくると言う。全国の大会には時々聞きに行くと言う常連である。私も興味を持っていたが、そうしたチャンスもなく現在にいたっている。
 その彼から「第16回静岡太鼓(フェスティバル2007)が静岡市民文化会館であるので奥さんと一緒に見に行かれるように」とのことである。
 昼間の公演であり2時間ほどなので、母には午後3時ごろには帰るからと言って出てきた。
 開演は午後1時30分からであった。その5分ほど前に会場に着いた。500人ほど入る会場はほぼ満員の状態であった。
 静岡市長の挨拶では「静岡市は徳川家康駿府城入城400年祭にちなんで、10月14日には駿府公園で静岡 清水 由比 蒲原の4の地域から、400人、400台の太鼓で盛り上げていただいた。太鼓は日本独特な文化で江戸時代を象徴するものの1つである。この文化を家康の居城で、この400年祭で、皆さんの協力で実現できたことをありがたく思っている。今日はこの文化を引き継いだ精鋭の皆さんが参加していただいたことをにお礼を言いたい」と言ったことを話された。市長自身太鼓に強い興味がることが分った。出演者は静岡各地区の太鼓連盟加入団体であったが小学生の若年者から壮年 老年に至る皆さんが息のあったバチ捌きで聞く人の心を圧倒してくれた。
 太鼓の鼓動は心音と同じであるという。胎児が生まれてくる前母の胎内で聞いていた音に似ているのか、心に響く音である。
 全ての演奏に感動したが、その中でも万二郎(天城連邦オリジナル曲)は統一した音と強弱はその指導と練習の成果が伺われた。打たれる音が一つになり、共鳴する響きは何に増してよいものである。この日のために一生懸命に努力された太鼓の音は今も残る。
 第3部の大御所太鼓はその勇壮さ、力強さも良かった。和太鼓演奏家であり、作曲家である井上秀樹氏が徳川家康の生涯を20分ほどの和太鼓の演奏で表現したものである。これは徳川家康が幼年期から壮年期そして大御所となって天下泰平を実現するストーリーが和太鼓の打ち方で表現されている。それが聞く人に感動を与えるものであった。
 私自身こうした演奏を聴くのは初めてであったが、和太鼓の表現は多くの楽器を使う演奏とは違った良さを再確認した。 皆さんに感謝する。
 

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ありがとうございました (金魚)
2007-11-07 12:15:23
連盟に所属する者です。大御所太鼓に出演していました。文化会館まで足を運んでくださり、ありがとうございました。毎年、11月3日に開催しておりますので、よろしければお越しください。
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