Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

墓参り

2012-02-27 16:28:47 | Weblog

 母の呼ぶ声で起きたのは6時前であった。直ぐトイレに連れて行き、その後風呂に入らせた。着替や朝食を食べさせ、終わるとデ-サービスの自動車が来た。朝の時間は経つのが早く、もう9時ごろであった。 先日妹が来て、生花と香花を持ってきてくれた。最近は一週間に一度程のペースで墓参りをしているが、父が死んだ16年前には、毎日のように行っていた。しかし私自身それをこなすことが大変になった。そこで前記の通り、生花が枯れない程度の間隔で行こうと思っている。

 バケツに入っている生花と香花を、2つに束ねて、午前10時ごろ犬を連れて出かけた。少し寒さは感じたが、風もない。早足で歩くと、かすかに汗ばむような状態であった。菩提寺のTA寺まで1.8km、往復3.6kmほどの距離であるが、一日5km歩くことを目標にしているため、登呂遺跡を一周(2km)してから向かった。月曜日ということもあって、人はあまりいなかったが、犬の散歩をしている人が数人かいる他は、弥生時代の胴着を着て観光客に火起こし等実演している人がいるだけであった。それでも遺跡整備は今年度が最後であり、田んぼの畔等の整備なのか、ユンボ等機械が数台入っていた。まだ整備が終わったわけではないが、後一ヶ月でどれだけ変わるかは想像できる。木が伐られ見透視が良くなったが、私は以前の杜が茂る登呂遺跡の方が良いように思う。

 そこを南下していくと、菩提寺まで15分ほどで着いた。一週間ぶりであり、生花は悪くなったと思っていたが、24日に強い雨が降ったことから、花立や水鉢にはまだ水が残っていて、生花等は葉は萎んでいたが、まだ替えるには勿体ない感じであった。その中の良いものを数本残して、新しい生花と香花に加えて、花立てにたてた。お墓全体を清掃し、線香を焚いたが、この時期生花等の持ちが良く、どのお墓にも生花が活けられ、きれいになっていた。この墓地には60代のご夫婦と思われる墓守さんがいて、朝の早い時間に清掃してくれる。生花の悪いもの等は、取り去っていってくれる。多分今朝は来てくれたのかもしれない。

 午前11時ごろは、墓参りをする人もいなく、居るのは私だけのような気がした。その後菩提寺の正面に出て、本堂の前えて手を合わせた。何時もは墓参りをした後は、そのまま北方向に歩いて帰るところであるが、和尚から以前言われた「墓参りの時は、本堂正面で手を合わせてから、行ってください」と言われたことを思い出し前記のようなことをした。こうした行為は人がいたり、忙しい時はしないが、今日はついその気になった。本堂前は植木も整備され、芝も茶色であるが綺麗に刈り込まれ落ち着いた空間が広がっていた。そこから早足で家に着いたのは11時30分を回っていた。