Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

静岡での「うたごえ喫茶」

2012-02-20 20:30:26 | Weblog

 静岡センチュリーホテル4階で午後2時より第2回目の「うたごえ喫茶」は開かれた。昨年10月に開かれた第一回目の時は参加するつもりであったが、何かに理由で行けなかった。その状況を聞いたのは、以前「名曲をうたう」で一緒にいた2人から、「一回目のうたごえ喫茶に行ったがよかったので、次回は、行きませんか」と誘われた。その時「一緒に行きましょう」と話した。しかしその後連絡もないし、案内も来なかった。先日センチュリーホテルに行った折り、フロントで聞くと、4階に案内された。そこで直ぐ申込んだ。

 その後2人に電話すると「すみませんが、今回は都合が悪く行けなくなった。」との返事であった。今日は指定席になっていたので午後2時ギリギリに会場に入った。席は円形テーブルになっていて、全体で12~13ほどのテーブルには満席状態であった。一テーブルが10名であるので130名ほどの人が入っていた。その内男性は30名ほどであった。私の横にも男性がいたが、年齢は同じぐらいの人であった。その方は良く歌詞を知っていて、歌集を見ずに歌っていた。話すと市外から来ていて、各地区で行う「うたごえ喫茶」に出入りしているようであった。ソングリーダーとも親しく話していた。

 この企画は新宿のうたごえ店「ともしび」が行っているもので、全員に歌詞が配られ、ソングリーダーとピアノ奏者が舞台でリードし、それをみんなで合唱する。2時間を前半、後半に分け、中間に休憩15分ほど挟んで20曲近い歌を歌い続けた。2冊の歌集には600曲ほどが載っていたが、リクエストした20曲ほどは概略歌えるものばかりであった。数曲歌ったところで、ソングリーダーから「シュワジヴェチカ(娘さん)を歌いますが、男性の方舞台に上がって歌いませんか」と声をかけた。となりの男性に「上がるましょう」と言われ舞台に立った。総勢6人の男性が舞台で出てきて、リードして歌った。

 私も最初は遠慮して歌っていたが、誰も知らないし、”恥はかき捨て”と思い大きな声を出した。その声がソングリーダーにわかったのか、『「オー・ソーレ・ミオ」を、一番は日本語で、二番はイタリア語で歌いましょう』と歌いだした。この時は更に大きな声を出して歌った。高音は裏声になったが歌った。周りの人とはあまり話すこともなかったが、皆さん最後まで大きな声で歌っていた。まだ私が20代のころは「うたごえ喫茶」が盛んで、新宿の「ともしび」とか「カチューシャ」等の音楽喫茶に行って歌ったが、その時のことを思い出した。帰りに隣の男性が「次は6月ですね。その時も一緒に歌いましょう」と声をかけてくれた。40数年ぶりの「うたごえ喫茶」は新鮮であった。