庭の金木犀は、花を落とし緑の葉だけになった。いま花を付けているのは、山茶花だけだ。この山茶花もまだ咲き出したばかりで、薄桃色の一重の花を、ところどころに付けている。11月になったら木全体に花に包まれて見ごろになるだろう。
今日は風もなく、温かい秋の日差しが差し込む静かな一日となった。11月にに入ったら、選定作業を行う予定であったが、天気予報では寒気が入ってきて、寒くなると伝えている。昼食を食べた後、思い立って剪定作業をすることにした。
体力的に丸一日剪定作業をすると、腰痛が出たり、疲れが残るので、何日か掛けて行うことにした。その最初に日である。
先日の台風18号の時、強い北東の風を受け、ヒバの木が倒れるのではないかと思うほど揺れた。直径30cmほどある幹が10cmほど傾ぎ、地面が盛り上がるところを見た。そのとき暴風雨の中で一本の太い枝を切落とした。
それで木が倒れなかったものと思っている。しかしそれがため、こんもりと茂っていたヒバの木は、北東の一部が欠けたアンバランスな木となっていた。
最初にこの木の剪定を行うことにした。
この木は我家の庭木の内一番高い木であり、8m以上ある。枝ぶりの幅も5mほどになっている。
この木は、昨年も剪定したが、勢いがあり、春には枝葉が成長して、こんもりしと茂った樹形になっていた。
脚立を伸ばして、3.4mほどの梯子にして、木に登った。今まで何度か剪定しているので、その切り口を足場にして木に先端を1mほど摘めた。中の枝も全体の半分以上切った。樹形を気にしながら、梯子を降りたり登ったりして切っていった。
鋸も、手入れが悪いためか、切れなくなっている。切落とした枝は、2mから2.5mほどあり、それを1m程度に切って、塀の内側に積んだ。ここで枯れるのを待って、市の焼却場にもって行くつもりである。
まだ、小枝を剪定したいところがあるが、今日は妻がいないので、明日にでも、妻に見ていてもらって、小枝を剪定しようと思う。
その後、青桐の枝を切った。この青桐も道路に面したところにあり、この一週間ほどの間は枯葉が道路面に落ちていて気になっていた。
青桐に枝の大部分を切ると、幹だけの木が残る。その切り口は、サルノコシカケの様なこぶになっていて、異様な感じのする木になった。このこぶは父が生きている時からあるもので、そのこぶを残すことが良いのか分からないが、私が剪定するようになってからも同じようにしている。
時間は、午後4時を回っていた。まだ他の木を剪定する時間はあったが、今日はここまでにし、続きは明日以降にすることにした。
犬小屋の前に甲斐犬のモモが、散歩を催促するような目をして私を見ている。
今日は風もなく、温かい秋の日差しが差し込む静かな一日となった。11月にに入ったら、選定作業を行う予定であったが、天気予報では寒気が入ってきて、寒くなると伝えている。昼食を食べた後、思い立って剪定作業をすることにした。
体力的に丸一日剪定作業をすると、腰痛が出たり、疲れが残るので、何日か掛けて行うことにした。その最初に日である。
先日の台風18号の時、強い北東の風を受け、ヒバの木が倒れるのではないかと思うほど揺れた。直径30cmほどある幹が10cmほど傾ぎ、地面が盛り上がるところを見た。そのとき暴風雨の中で一本の太い枝を切落とした。
それで木が倒れなかったものと思っている。しかしそれがため、こんもりと茂っていたヒバの木は、北東の一部が欠けたアンバランスな木となっていた。
最初にこの木の剪定を行うことにした。
この木は我家の庭木の内一番高い木であり、8m以上ある。枝ぶりの幅も5mほどになっている。
この木は、昨年も剪定したが、勢いがあり、春には枝葉が成長して、こんもりしと茂った樹形になっていた。
脚立を伸ばして、3.4mほどの梯子にして、木に登った。今まで何度か剪定しているので、その切り口を足場にして木に先端を1mほど摘めた。中の枝も全体の半分以上切った。樹形を気にしながら、梯子を降りたり登ったりして切っていった。
鋸も、手入れが悪いためか、切れなくなっている。切落とした枝は、2mから2.5mほどあり、それを1m程度に切って、塀の内側に積んだ。ここで枯れるのを待って、市の焼却場にもって行くつもりである。
まだ、小枝を剪定したいところがあるが、今日は妻がいないので、明日にでも、妻に見ていてもらって、小枝を剪定しようと思う。
その後、青桐の枝を切った。この青桐も道路に面したところにあり、この一週間ほどの間は枯葉が道路面に落ちていて気になっていた。
青桐に枝の大部分を切ると、幹だけの木が残る。その切り口は、サルノコシカケの様なこぶになっていて、異様な感じのする木になった。このこぶは父が生きている時からあるもので、そのこぶを残すことが良いのか分からないが、私が剪定するようになってからも同じようにしている。
時間は、午後4時を回っていた。まだ他の木を剪定する時間はあったが、今日はここまでにし、続きは明日以降にすることにした。
犬小屋の前に甲斐犬のモモが、散歩を催促するような目をして私を見ている。