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mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

Beauty

2023-02-02 | 美術館
この2、3日の暖かさは、
体がほぐれていいですね。

外出すると、心もまたほぐれます。

大分市美術館で開催中の
「Beauty 花咲く美人画」展へ行ってきました。







上村松園の作品が出ているというので
それを見たかったのですが、

会場に入る前に、
こんな風にパネルになっているのを見て、

期待が膨らみます。



パンフレットより
 


美人画が好きというのではないのですが、

松園の作品だけは昔からとても好きで、
機会があれば見てきました。


国内屈指の近代美人画コレクション、
「培広庵コレクション」から60点の作品を見ることができますが、
かろうじて知っているのは
𨫢木清方、伊東深水、竹久夢二くらいでした。

竹久夢二の作品は、
チラシの一番上の「投扇興」部分画がそれです。

会場は春夏秋冬、四季に分けられて展示されていましたが、気になったものは、
行ったり来たりしながら楽しみました。

いくつか心に残ったものもありますが、
すでに作者名は忘れています。(@_@)



帰りは

歩きやすい気温だったので、








この道を行きます。





バイバイ、
またね。


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ポケモン

2022-12-24 | 美術館
きのうはほんとに寒い一日でした。

大分でも雪が降るんだねという一日、

家でぬくぬくしたいところですが、
孫たちと映画館に行って、
OPAMのポケモン化石博物館」へ行ってと、








普段にはない行動です。





小さい頃からポケモンは大好きなので、





熱心に見て、写真も撮っていました。





この子たちはOPAMは初めてなので、
あちこち見せてあげたくて、
2階、3階へと案内します。

映画の後に行ったので、

美術館はもう夕刻、







私が行くのは明るい内なので、

なんだかいつもと違った景色に感じます。

映画も面白かったらしく、その後ゲームもして満足気でしたが、

ここからの家までの時間は遠かった(笑)

寒さのせいかタクシーは出払っていて来てもらえず、
バスを待つも大幅な遅れで、寒風の中待つ羽目になり、

こんなにも寒い思いは、鶴見岳山頂よりひどいと、
もう笑うしかなかったです。


コメント (2)
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大分県立美術館

2022-12-16 | 美術館
OPAMで開催中の
「大本山相国寺と金閣・銀閣の名宝」展へ
行ってきました。




3階の展示室Bとコレクション展示室での展示です。





そもそも歴史に疎いので、

私などは、
雪舟、利休、等伯、探幽、応挙に若冲まで見られるとはどういうこと?と、

しかも
金閣寺、銀閣寺と相国寺の関連は何?

と思いました。



写真はもちろん撮れませんので、

パンフレットによります。





京都の名刹「相国寺」は、
室町幕府三代将軍の足利義満が創建した寺院です。
1382年のことです。

ですので、最初の会場では、
14世紀の禅画、墨蹟に始まり、茶道具などの美術工芸品、雪舟の絵、利休の竹の花入、等伯の屏風まで、

安土桃山時代を経て、江戸時代初期までの

長い歴史の名品を見ることになります。



金閣寺、銀閣寺は、
相国寺の塔頭といって、別坊に当たります。

金閣寺を建てたのも足利義満なので納得です。
銀閣寺は100年近く下って8代将軍義政が建立しています。



次の展示室で目に飛び込んできたのが、
伊藤若冲の絵です。


若冲の絵は軽妙で見飽きません。

時代を超越した面白さです。

竹が踊っているような「竹図」には驚きました。
「群鶏蔬菜図押絵貼屏風」は見ても見ても面白かったです。
鶏の顔を探すと構図が見えてきます。

水墨画の名品が20点も展示されているので、
若冲が好きな人にはたまらないかもしれません。

相国寺第113世住職が、若冲の支援者であり、また親友であったことから数多くの作品が伝えられているということです。





また、
最後になりますが、
日田市出身の日本画家岩澤重夫の
「金閣寺客殿障壁画」も展示されています。

それは見事でした。

見逃すのは惜しい名品の数々でした。

年末から一部展示替えもあるようなので、
もう一度行きたいと思います。




これは、





この春に、京都に行った時に撮った相国寺です。





そんなすごい寺とも知らずでした。




お庭を眺め、
美術館へも行ってきました。

若冲の「葡萄」と「芭蕉」図はこの時見ました。





見る目が少し変わったかしらね。

いやいや、
長い歴史に思いを馳せてみても、
大いに知識不足なゆえ、猫に小判状態でしょうか。







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大分市美術館

2022-10-31 | 美術館
誘われて、
大分市美術館で開催中の
「福田平八郎と大分の日本画家たち」へ
行ってきました。




福田平八郎(1892-1974)

福田平八郎の「鯉 1921年」 が
大分で48年ぶりの公開とあって、
テレビでも取り上げられていました。

第3回帝展特選の「鯉」は、
宮内庁所蔵の作品です。

想像していたよりも大きな作品でした。

福田平八郎氏は大分市出身で、
これまでも作品を見る機会は多くありましたが、
今回は特別な展示です。



これは、撮影可のコーナーで撮った、




「南方の花と鳥」です。



パンフレットより

福田平八郎の他、首藤雨郊・高倉観崖・牧皎堂の
作品を見ることが出来ました。

特に、高倉観崖の



「春秋花鳥図」は圧巻でした。

その色鮮やかさにしばし魅入りました。

六曲二双からなる屏風です。
個人所蔵のもので、展示は前期のみ、
きのうで最後でした。

この作品を見られたこと、
誘ってくれたSさんに感謝します。


良いお天気だったので、




美術館内からも、
由布山、鶴見岳がくっきりと見えました。


駐車場のフウの葉は、



真っ赤でした。





まだどこも赤くなった木は見られないのに、
ここだけ早く紅葉が進んでいるようです。

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ルドゥーテのバラ

2022-05-11 | 美術館
大分市美術館で開催中の
「ルドゥーテとバラの物語」展へ行ってきました。


パンフレットより





ルドゥーテは、
フランス王妃 マリーアントワネットと
ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌに仕えた植物画家です。

会場には、
1817年、1818年、と200年も前の薔薇の絵が
ズラリと並んでいました。

ルドゥーテの「バラ図譜」は全169作品、手彩色も加えた多色刷銅版画です。

会場出口に、




撮影可のこのパネルがありました。

会場で見た絵は、
葉の一枚一枚、花の色、棘に至るまで精緻な絵でしたが、

え、こんな色彩でしたかと見紛う思いです。

パンフレットの絵も花の色がすっきりと綺麗ですが、
本物はもっと静かでした。

200年もの歳月は、
絵に変化をもたらしたのか
もたらさなかったのか、

ミュージアムショップでは、
バラ図譜の中の絵をプリモアートという技法で
忠実に再現させたという作品が売られていました。






美術館のグリーンが



いつもながら綺麗です。
コメント (2)
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