mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

幾何学模様 Ⅱ

2008-07-15 | 現地モラ
     額の中にあったもう一枚の幾何学模様です。

     

     色の違いが分かりにくいですが
     オレンジと薄いオレンジが差し替えられた幾何学模様です。

     土台は黒のように見えますが実はメリヤス地の黒に近いグリーンです。
     意図的だったのか、この布しかなかったのか分かりませんが
     中布がオレンジなのでかえって綺麗です。
     色のマジックを知り尽くした人の作品かな?
     まあ、そこまでではないとしても何でもありのモラらしい。

     ギザギザ三角で囲まれた色布部分は
     中布(オレンジ)の切り取られた部分にアップリケ、
     周囲のTas-Tas部分は中布の上に置かれた色布です。

     上布の臙脂を掛けて仕上げます。

     同じようなもう一枚も想像してみてください。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イグアナ?

2008-07-14 | 現地モラ
     恐竜には迫力が足りないので、
     身近なところでイグアナかな?

     

     伸びやかなとても好きなモラです。
     カラフルで大らかな動きのあるモラです。

     自分では作れない、こういうモラが大好き!

     作り方の説明は必要ないかなーと思いつつも・・

     土台布が臙脂、中布はオレンジと薄黄緑(萌黄)の差し替えです。
     このモラはイグアナの周囲がオレンジで、その外側が萌黄なので
     これと反対のもう一枚のモラがあると思ってくださってかまいません。

     背景はウインドーの手法で、まずは色布のアップリケをしておきましょう。

     上布の黒を掛けてからイグアナの仕上げにはいります。
     二重アップリケで背のひれ、尻尾、胴体の順かな。
     そうそうグーンと大きな前足をつけるのを忘れないで!
     この足だけは差し替えの時のオレンジでなく別オレンジ布で作ります。
     こういうところの芸が細かいのもモラの特徴です。
     これでイグアナに動きがでて、生きてくるのです。

     いいなーモラは・・好きだなー
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幾何学模様

2008-07-13 | 現地モラ
     とても手の込んだ幾何学模様です。
     上布でのっているオレンジの細さにびっくりします。

     

     オレンジ色が濃淡二色使われています。
     土台布が薄いオレンジ色、モラを四等分するために使われています。
     中央の十字の部分がそれです。

     次に臙脂がきます。実質の土台布です。

     臙脂の上に卍に色布が四色、アップリケされています。
     この時色布の幅を、上から乗せる黒を考えて幅広にアップリケします。

     卍の空間四箇所にも色布のアップリケが施されます。
     この時も上に乗る黒を頭に入れて幅広にします。

     普通はこの黒を掛けるだけで完成のモラが多いのですが、   
     このモラの場合はさらにこの上に濃いオレンジ色が掛けられています。

     細い、細いオレンジの幅です。

     このことで、このモラに緻密さと華やかさが生まれました。

     これが最初から計算されたとしたらすごいことです。

     細いといえどもオレンジを掛けるためにはそれなりに下にくる色に幅が必要になります。
     臙脂の上にもオレンジが掛けられているので、
     やはり最初から計算されたと見るべきなのでしょう。


     黒や臙脂のほかにはオレンジだけが上布として使えますが、
     黒の代わりのオレンジということではなく、
     又臙脂の代わりのオレンジということでもありません。
     上布としては、黒があり臙脂があってさらにオレンジを掛けるということなので、
     手がかかった分、モラに深みがあり、より華やかにもなります。

     こういう作品を見るとモラってすごいなーと思います。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モラ額

2008-07-12 | 現地モラ
     押入れに眠っていたモラ額を紹介します。

     

     柄布の上に三枚のモラを並べています。
     この柄布はクナ族の女性が普段腰に巻いているものです。
     どれも皆、現地で昔買ってきました。

     額に入れたのは最初の作品展(1996年)をした時です。

     大きいものなので普段は仕舞っています。

     三点とも大きなモラで、見ごたえがあります。
     明日から一点、一点見ていきたいと思います。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お魚モラ

2008-07-03 | 現地モラ Ⅲ
もうずいぶん前になりますが、現地のモラを崩して洋服掛けを作りました。
お客さんの洋服を預かれるよう玄関フロアの隅にあります。

寒い季節には孫たちのオーバー掛けにもなります。





四匹の魚のモラです。
上下を切って、木枠に貼り付けました。




        合わせるとこのようです。




お魚の周囲を囲むブルーが綺麗です。

日本では手に入らない色がいくつかあります。
無いのが不思議なくらいなのですが、見つけることができません。
(いや、もう見つける努力を怠っているかな)

上の右側のお魚の群青色、下の左側の胸鰭部分の黄緑の濃い色、
蛍光色に近いピンクなどがそうです。
オレンジももっと強い色が欲しいといつも思います。
上布の臙脂からして現地独特な色です。

木枠に合わせたので背景が欠けていますが、周囲は色々三角のアップリケです。

パナマで買ってきた思い出深い一点です。

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする