goo blog サービス終了のお知らせ 

mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

美術館のはしご

2023-10-25 | 美術館
きのうはとっても良いお天気だったので、
美術館のはしごをしました。

まずOPAMへ行って「竹会」を見て、

次に市の美術館「推しの建築展」を見ました。





「竹会」は一階アトリウムに展示しています。

大分に居ると、竹はとても身近な存在です。

別府は昔から竹工芸で知られていますし、
「竹細工伝統産業会館」もあります。

美術館での芸術作品展も多くあります。





こちらでは、公開制作中で、
その様子を見ることが出来ます。












開催は11月4日まで、

会期中のイベントもありますので、
興味のある方はご覧になってください。

大分県内、竹と灯りのイベントも盛んです。





一番近いところでは、
10月28日、別府市の「竹と月夜の調べ」です。


美術館へはいつもバスで行きます。
二つの美術館を巡る「キャンバス」に乗って、
OPAMから市の美術館へ行きました。





一気に、「推しの建築展」まで書こうと思ったのですが、

面白い発見もあったので、
明日にします。

どちらも入場無料の企画展でしたが、
楽しんできました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女流書家

2023-10-05 | 美術館
涼しくなって、
出かけるのがとても楽になりました。

OPAMで開催中の、
「第59回 大分県美術展書道展」へ行ってきました。

途中作品の掛け替えなども挟んで、
9月26日〜10月8日までの開催です。

大分の書家の層は厚いと、こちらに帰ってきた時から感じていましたが、

大作揃いの何百点もの書は圧巻です。


合わせて、

普段はミュージアムショップになっている空間では、こんな展示も、



















私には書の良し悪しは分かりませんが、

女流書家が育つ土台が、
ここにこうして継がれているとわかった気がしました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MUCA展

2023-08-27 | 美術館
大分市美術館で開催中の「MUCA展」

「MUCA展」って何?って

まずそこからですが、




「MUCA」という
ドイツミュンヘンにある美術館から、
60点以上のコレクションが日本初上陸ということです。

所蔵はアーバン・アート作品。

アーバン・アートというのは、

壁や建物など、公共の場所にアートを描く視覚芸術を指します。

バンクシーの名前はよく耳にするので知っていましたが、

そんな芸術家が他にもいて、
活躍されているのですね。

まずは、名前を知っている、
バンクシーの作品から、




2004年 ロング・ウォー  120×220㎝




2003年   ガール・ウイズ・バルーン
小さな作品です。




スウーン作、アイスクイーン 
2011年 249×231㎝




ヴィルズ作、ディスバーサル・シリーズ♯14

2019年  170×204×4㎝

ドアに描かれた顔は、
表層を削り取ることで作品を制作する「スクラッチ」技法が駆使されています。







リチャード・ハンブルトン作、
ファイブ・シャドーズ
2005年 435×210センチ

ストリートアートのゴッドファーザーの異名を持つというアーティストです。





カウズ作、47フィート・コンパニオン

カウズを代表する彫刻作品

このアイコニックなフィギュアは、
カウズ作品の中でももっとも人気があり、
過去20年間カウズの知名度を押し上げてきました。






シェパード・フェアリー作
左下キング牧師 2005年

「不正はいかなる場所にあろうとも、あらゆる場所において正義への脅威となる」
キング牧師の威厳ある姿に敬意を払った作品






バンクシー作、アリエル、
2015年夏









どの作品も
撮影可能でしたので、撮ってきましたが、

馴染みのない作風、

またバックグラウンドに確固たる思想を持つ作品となると、

私などが言及もあたわず、

羅列した作品を楽しんでいただけたらと思うのみです。


アーバン・アートに初めて触れてきました。





美術館でぜひ体感してみて下さい。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デミタスカップの愉しみ展

2023-04-26 | 美術館
県立美術館で開催中の
「デミタスカップの愉しみ」展へ行ってきました。














ガラスケースに並べられたデミタスカップは

全部で約380点、

思っていた以上に華麗なものばかりでした。
一つ一つが美術品です。

1800年代の物が多かったように思います。

何しろ一点一点見ても、
見る端から忘れてしまいそうな数ですが、

撮影できたので、
印象的な物を少し選んで撮ってきました。

今やこれだけが現実的で、
見てきた物すべてが早くも朧げですが、

良い物を見てきました。




これはそれらの窯元のあるところの地図です。

もちろん日本の物もありました。




泥漿蜘蛛の巣花葉文 コーヒーセット
田代商店 1800年代後期



カップの底に
日本髪の女性のシルエットが浮かび上がる、
1900年後期の九谷なんてのもありました。




このカップなんですけど、
あとは行って見てのお楽しみということで、















多分想像以上のデミタスカップに会えます。

それぞれがそれぞれの好みを見つけることでしょう。





2階の渡り廊下から、
下のショップを見たところです。
欅の若葉が美しいです。

そうそう、このチケットで、
同階の「楽しむ 近世絵画」展へも入れます。

私はここで岩澤重夫の「天響水心」を
再び見られて嬉しかったです。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iichko design ポスター

2023-03-07 | 美術館

大分県立美術館で開催中の
「河北秀也 iichko design」展の様子をお知らせします。


いいちこのポスターは、
東京の地下鉄駅構内に一週間掲出することから
始まったそうです。

1984年4月のことです。




(サイズは1030㍉×1456㍉)

これが、
会場のどのポスターとも違う雰囲気なのは、
「いいちこ」の基本姿勢をアピールする文章が
添えられていることです。(左上)

最初の一年はこんな風だったそうで、

この後は、
風景の中にキャッチーなコピーとiichkoのロゴ、いいちこの瓶がさりげなく置かれた物になります。


知り得たことを一つ一つ書いていくと、
いつまでたっても終わらない長い文章になってしまいそうなので、

単純に好きなポスターだけにスポットを当てます。




A90 ロケ地 スイス

1985年からは海外の風景を使ったポスターに変わったそうです

写真は カメラマン  浅井慎平
コピーライター      野口 武
デザイナー    土田康之

最後に河北氏が紙の種類や刷色を徹底的に吟味し、
まとめあげ、
昨年末で500点だそうです。

ポスターのキャプションに「紙質」と「刷色」を掲載、

例えば、
A217の「荒野の花」の場合、
ケント紙、ノーマル4C+蛍光色1C+特色1C

素人ゆえ私にはなんのことやらわかりませんが、
その道の方にはわかるのでしょう。




A217 2001年1月

南アフリカの荒野に、一年に2、3日しか咲かないという珍しい花を奇跡的に撮影したもの

キャッチコピーは、「荒野にも花は咲きます。」

「いいちこ」がどこに置かれているかさがしてみてくださいね。




A453 2019年4月

カリフォルニアにある世界最大の樹木
「ジャイアント・セコイア」
樹齢2000年。

画面の中央に配置されたコピーは、
「生きてきた。ずっとここで。」





A444 2018年 ハワイ

「赤い溶岩のあと、赤い花が咲く星。」





写真と言葉とデザインと、

どのポスターも

三位一体で見るものを惹きつけます。





お酒を飲まないので、

地元の酒いいちこが、
「下町のナポレオン」と呼ばれ、
一時は非常に手に入りにくい時代があったことは知っていますが、

それ以外のことはなにも知りませんでした。

上の写真は
「いいちこフラスコボトル」と「いいちこパーソン」

なんと私、この瓶が好きです。😊








一点一点、

どのポスターにも心惹かれました。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする