3歳半検診の歯科検診にて、虫歯ゼロ、
歯ブラシ指導にて、「きれいに磨けている」と、
お墨付きをいただき、今の磨き方でいいのだな
と安心した。
しかし、そうなるまで毎日激しく抵抗する娘、
口を開けない、ベロで歯ブラシを避ける、
羽交い絞めにする私、泣く、発狂、絶叫・・・。
面倒くさい、私だってこんなことやりたくないのに、
しなきゃいけない、しかも泣かす、皆苦しい、
一体誰のため?皆不幸なんておかしい!
疲れ果てた結果、これからどう抵抗されようとも、
今からこの歯磨きひとつを、一生かかってもいいから
(ゆっくり丁寧に)やろうと、ある日突然思った。
そうすると娘が、「ごっくんする!」と伝えてきた。
なるほど、唾が溜まるのだなぁ。
それに応じながらやっていると、ごっくんしたあと、
素直に、しかも私がやりやすいように口を大きく
開けてくれるようになったのです。
今でも相変わらず、歯磨きする?と訊いたら、「イヤ」
なのだけど、歯ブラシを渡すとすぐに受け取って
自分で少しだけやって、すぐに仕上げを要求。
私自身、本当の歯磨きを知ったのは、30代半ば
だったから、自分からやるのを習慣化するのは当分先に
なるだろうけど、皆不幸からはとりあえず脱出。
今日も、娘命です。世間の平均、基準、常識は
ほどほどに気楽に無理なく生きていけたら最高なんですけど。