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朝鮮戦争で焼け太った日本官僚機構▼大震災で焼け太り▼

2012年12月11日 | 国政


朝鮮戦争で焼け太った日本の官僚機構は、
今また大震災で焼け太り▼
大震災が政治的に利用されていることが透けて見える



「アメリカだけが敵ではなかった」という真実が、
どんなのんきな国民にも見える時代になった。

今、日本では大河ドラマ「平 清盛」が放送されている。
折角、よい役者を動員させているというのに、大変な不人気らしい。
時差でロスにも放送される。
が、焦点が定まらぬ演出に驚く。
個人的にはマツケンLファンのme。

たった一つ、今の日本に通じること。
「官僚社会」が描かれている。

どろどろの宮廷。
昔から日本にあったと思う「貴族社会」の退廃・傲慢・陰湿・陰謀。
このしつこいばかりの説明に近いドラマは、
何を訴えたいのか、さっぱり伝わらぬ。

貴族たちの腐敗を廃したい。
鍬もち 額に汗する働く人々の、つまり、武器もち
たちあがる者たちのことが描かれない。

世の中の主人公に目が定まらぬ内容だ。
鎌倉幕府の創立前夜、
嵐の革命前夜を描かないで、中途半端な内容がだらだらと。

観なければ批判できないので観ている。
たった一つの、「宮廷社会の腐敗」だけは、グジャグジャ続く。
それが、現代の高級官僚・天下りを利用した日本国支配にかぶさる。


三年前、日本市民は長い自民与党政権をチェンジさせた。
それは、日本支配利権を震撼させた。
日本市民の選択は正しかった☆


長期保守政権は、
敗戦前の戦犯や
さまざまの渾然一体の「敗戦」そのままに、
日本市民支配だけは続けてきた。

日本人は「ぱっと咲いてぱっと散る桜」が好きだというのも、
裏返せば、正反対の逆心理なのかもしれない。


潔癖好き・人情に厚く、信じやすい人のよい日本市民を、
「経済復興」の名のもとに働かせた。

せっせと溜め込んだ市民の汗の結晶「税金」は、
すべて日本の国の機構に巣食うシロアリに
吸い尽くされたことを知った。

年金の原資も、どこへ消されたかわからない巨額の資金も、
年金組織をチョイといじくり、別組織に変えた「変わり身の術」。


原発自体、佐藤自民党政権のとき、
アメリカに掛け合い日本導入強行させた。
今日の日本消滅の第一要因「原発導入」は
「核武装」と表裏一体なことは知られるところ。

さらに、日米安保条約を廃棄する機運が高まった鳩山政権。
日本市民を「小鳩」バッシングに
うまく成功させたのは、またもシロアリ。


鳩山は最後まで日米支配層に叩かれ続けた。
小沢はご存知の地検特捜部による「被告人扱い」。
そもそも、地検特捜部は、敗戦後の米の影響下というけれど、
高級官僚であること。





http://tanakanews.com/120222japan.htm
↑より抜粋引用 (文字色大小管理人 礼)


朝鮮戦争とともに米国は、冷戦勝利を最重視するアジア戦略に転換し、
米当局の意志を日本官僚機構が実行する
占領型の体制を再び重視するようになった。

朝鮮戦争が続いている間に、日本の再自立を形だけ実行して冷戦体制の中に日本を組み込むサンフランシスコ講和条約が締結された。

53年に朝鮮戦争が暫定終結した後、
55年の保守合同で自民党が作られ、
実質的な権力を握る官僚機構が担ぐ御神輿の上に、
官僚の言いなりの自民党が永久与党として乗る、
戦後日本の権力構造ができあがった。


日本政府の各省の権力は、
大臣(政治家)でなく事務次官(官僚のトップ)にあり、
日本政府の実質的な意志決定機関は、閣議でなく事務次官会議だった。

 事務次官会議は、
09年に官僚から政界への権力奪還を狙って就任した
鳩山政権によって廃止されたが、
野田政権になって、震災復興支援の名目で
「各府省連絡会議」として復活した。


大震災が政治的に利用されていることが透けて見える。

官僚機構の傘下にあるマスコミが
「次は首都圏直下型地震が起きる」と騒ぎ、
テレビの出演者が「大震災の教訓を末永く語り継がねばなりません」
と深刻そうに言う理由も見えてくる。

大震災前のマスコミでは、大地震を予測する報道がタブーだったが、
今は逆に、大震災が確実に起きると喧伝されている。

朝鮮戦争で焼け太った日本の官僚機構は、今また大震災で焼け太りだ。



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