カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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【日米野球雑感】赤星は日本球界の宝である。あと、外国人選手の名前が覚えられない

2004年11月07日 22時49分08秒 | ☆野球
イガーさん、髪切ったとかいいつつあんまり変わってなかったような…
序盤はいいピッチングしてたんですけどね、やはり一発に沈みました。

しかし、メジャーとパワーで渡り合おうと思うとやはり未来永劫無理があるかんじですなぁ。
ボクシングみたいに体重別のスポーツにしてくれたら、日本プロ野球は世界のトップをとるにふさわしいリーグだと思うのですが、いかがでしょう。

カタカナの外国人の名前がなかなか覚えられない僕としてはメジャー選手に思い入れを抱くことが困難なのですが、レッドソックス戦は随時チェックしていたので「あの顔が日本に!」という部分ではテンションが上がります。
しかし、いかんせん名前が覚えられない。ほら、いまも「あの顔が」といいつつ名前がでてこない。

岩村が同僚のアレックス・ラミレスに「元チームメイトのマニー・ラミレスはとっても気さくな奴だから話しかけるといい」といわれてマニー・ラミレスに話しかけたら気さくなアレックス・ラミレスが言うとおりマニー・ラミレスはとっても気さくな人でした…ああ、なんか中田カウス・ボタン師匠の漫才「風邪をひいた風邪薬に…」みたい(←わかる方だけわかってください)。

僕がメジャーの野球にイマイチついていけない・興味がない理由としては、「一人一人の選手にまつわる物語がわからない」というのがあります。

たとえば「広陵高→東北福祉大→広島カープ」という肩書きをみれば「そうか、広島出身であの甲子園の強豪・広陵高校出身で…」と、想像しやすい。
ところが「ワシントン州立大→メッツ→オリオールズ→ドジャース」という経歴をみて想像できる事柄は著しく少ないんです。
ちなみに前者は金本アニキの経歴。後者はキンケード(笑)の経歴です。

要するに、各選手のキャラクターがもっと伝われば応援もしたくなるのになぁ…といった感じ。
しかし日本に住んでいる以上は、やはり日本野球を応援したいのが心情ですよ。
オリンピックがいくらレベルが高いといっても、愛する我が子が出場する運動会のほうが値打ち高いし見たくなるのと似ているかもしれません。

レッドソックスの「ベーブルースの呪い」みたいなのは有名でわかりやすいのですが、選手個々への思い入れは難しい。
日本で中継されるMBLの試合が日本人選手に偏りすぎているという問題点もあるでしょう。
しかし時差なども考えると、今後メジャーが今以上に日本で注目されるという可能性はそれほど高くないと思うのですが…。
いや、仮にメジャー・スタメン選手の3割以上を日本人選手が占めるとなってくると話は別ですが…
今日の日米野球を見ていても、そんな日はかなり先のようで…。

僕はやっぱり日本の野球の方が好きですね。
実際に観に行く事もできるし、同じレベル・体格の選手同士でハイレベルな試合を見せてくれれば満足です。

あ、以上の意見はあくまで「僕は」という話ですよ。
メジャーリーグを今も昔も、そして将来もこよなく愛しているという方に、何の文句もございません。
メジャーの歴史と風格は尊敬に値するものだと心より思っております。


しかし野球が階級別にできないスポーツとはいえ、赤星の俊足と守備はメジャー級だってことがわかりましたね。これほど嬉しい事はない。
相手の選手の真剣な顔つきをみればわかります。
こんなメジャー級の選手を生かしきれなかった今季のタイガースはどうかと思いますよ。
彼はいろんな場面でみせる発言もしっかりしていますしボランティア活動にも人一倍力を入れています。
赤星は「スピード」を売りに世界を代表できる日本球界の宝です。


でも今回の日米野球で唯一「今後も注目したい」と思ったメジャー選手がマーカス・ジャイルズ。
あの加藤茶にそっくりのちっちゃくてセセこましい人。
きけば今季メジャーの試合中に松井稼頭央が激突して腰を痛めたという原因もこのジャイルズだそうですね。
見ているだけでおもしろいなぁ…。 
なーんか、にくめないなぁ(←最初からにくんでませんが…)。

「楽天・一場」はイメージ的にマイナス。「恥知らず・西武」はさっさと身売りしろ。

2004年11月07日 17時28分20秒 | ☆提言・苦言・球界再編
楽天一場、楽天一場…そうか、結局そうなりましたか。。。
スポーツ新聞等で連日報道されていたように、金銭授与が発覚した一場選手の東北楽天ゴールデンイーグルス(やっぱり長っ!)入りがほぼ確実なようです。

4日に西武・伊東勤監督(42)が参戦を表明したがこの日、獲得断念。興味を示していた日本ハムも同日、明大OBの高田繁GM(59)が明大・別府元総監督と会談。自由枠を行使しない旨を伝達した。(以上、サンスポより)
なんともいえない決着の仕方ですね。
連日の報道を眺めながら、ゴロゴロと転がされ、シワクチャになった一場の身体が「ま、とりあえずいいか」って感じで楽天にスポッとおさまった情景を思い描いていました。
あー、なんか納得がいかん。
新しい球団にふさわしくないよ、ダーティーなイメージは。マーティーなイメージでとどまっておいてくれ。

戦力としては、喉から手が出るぐらい。または、サイフから裏金が出るぐらい欲しい人材なのでしょうが…。
いいですか?
楽天球団のスタートダッシュの成否を占う一番のポイントは「東北の野球ファンの支持をいかに集められるか。そのための一連の過程をいかに公正に見せ続けられるか」ということ。
「一連の過程」が問題だから、仮に岩隈投手がオリックス・バファローズから無理なトレードで楽天に移籍したとしても、ファンは「それならわかる!」と大拍手で迎えるでしょう。
江川卓⇔小林繁のトレードとはわけがちがう。

一場獲得は、なんか灰色なんだなぁ…。
新球団が持つべき、すがすがしさとは少しかけ離れている。
裏事情はどうであれ、あくまでイメージだけを問題にして、今語ってみました。

さて、ダルビッシュの一位指名を狙う日ハム撤退はともかく、西武は伊東監督まで出馬して獲得にあたるとの話でしたが…まあ、それどころじゃないですよね、西武って。

西武ライオンズ身売り交渉!200億円で9社に打診

これはサンスポからですが、似たような見出しはスポーツ新聞ならずとも一般の新聞でもズラズラーっと。
ちなみにこの「9社」というのは一連の球界再編問題の際に何度か名前を見たことがある企業名が多い。
「サントリー」といえば、かつて阪神がタイガースを身売りする相手先に名前が挙がった事もありますね。
いや、10年以上前のスポーツ新聞でたしかチラっとあったような気がします。

しかし、この「200億」というのは、素人目に判断しても高すぎません?
西武ドーム込みのお値段なんでしょうか?(【←追記】どうやら、そうではないようです。詳しくはコメント欄をご参照ください。)

しかし、「西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載問題に端を発する西武鉄道株の株価急落」(←長くて難しくてうっとおしい)がここまで企業の根幹を揺さぶるとは…。
最初はよくわからなかったのですが、読み解いていくと「ただの企業ぐるみのサギやんけ」という印象が強くなってきます。
虚偽記載発覚前に、暴落が確実な自社株を親しい複数の企業に売却していたって?…権力に幅をきかせ、さらには企業間の友情をも金にかえようとする姿勢はどうにも悪質すぎます。
で、「被害」をうけた企業から案の定「買い戻せコノヤロウ」という大合唱。そりゃそうです。で、西武グループ側はそのための資金モロモロが早急に必要なんですね。

ネット上では「オレオレ詐欺」ならぬ「レオレオ詐欺」なんて、うまい言い方をされていますが…。

しかし「野球どころではない」となってくれば、参入を反対していたライブドアにまでいけしゃーしゃーと買収をもちかけるとはなんたる恥知らず。
本当に自分のことしか考えてないんですね。

はやく値下げして、とっとと身売りしろ。迷惑じゃ。

詳しくは「ダイエー問題」も含めて、いつもお世話になっているルパート・ジョーンズ選手の「にわか日ハムファンのブログ」にて噛み砕きながら解説してくださってますので、皆さんもぜひどうぞ。頭の整理に役立ちます。

ダイエー密約?球団売却先はコロニー社が指定というけれど

ライオンズ売却へ―「球界再編」第2ラウンド開始!!