よしなしそこはか

心に映り行く由なし事をそこはかとなく書き作れば
高血圧、上腸間膜動脈解離との付き合い方を記します。釣り情報もね!

釣行記(2007/4/1)

2007-04-02 20:41:38 | 外房


2007年4月1日(日) 6:00-18:00

黒鼻の磯 ⇒ 豊浜港 ⇒ 部原港

・磯(2-520)、円錐ウキ4B、ナイロン4号、ハリス2.5号、マダイ6号
・シーバスロッド(11ft)、PE2号、ナイロン3号リーダ、ミノー(アスリート)

・完全ボウズ。(アカメフグ少々リリース)

春の海は描いたイメージは脆くも崩れ去って、ただただチキン状態。4mの波、うねりを伴う、風速11-12m。前線通過直後らしく6時に到着したときは大荒れ状態だった。石鯛師が3名サザエを割って仕掛けを遠投していたが、本当に釣れるのだろうか?


<高い釣り座の通称「ボラッパナ」の上まで這い上がって、、、>


<海は洗濯機状態で真っ白。釣りどころではない!>


<入るはずだった通称「一番」はご覧のとおり、すっかりかぶってる。>

予報では9時くらいには風も治まる予報だったが、10時まで待ってもやむ気配なし。ちょうどほこらになっている風裏にお地蔵様のようにうずくまって凪待ちをしていたが、諦めて竿も出さずに黒鼻を後にした。

次に向かったのは南西からの強風の風裏になる豊浜港。ロケハンだけしたことがあって竿を出したことはなかったけれど、旧船道を狙って釣り座に入った。
潮は激しく濁ってざわついていたがあまり流れていない様子。払い出しにコマセを乗せて仕掛けを流すと肥満状態のアカメフグが続けて登場した。この日は満潮が16:05、うまくするとメジナの時合と重なる予定で我慢しながらポイントを固定した。ところが満潮を迎えても音信不通。魚に触ったのはフグのみとなってしまった!!!

お隣に入ったフカセ師はきちんと30cmオーバーのメジナを掛けていた。。。やはり条件が悪くても上手な日とはちゃんと釣るんだ。17時前にコマセも底を尽きたのでここも諦め、夕マズメ狙いで部原港へ。

ここも竿を出すのは初めてだが、我師匠のアドバイスもあり外房初のシーバス狙いを部原に定めた。
デッド・スロー・ミドル、アクション加えても音沙汰なし。そう簡単には「食べられる」スズキは釣れてはくれないものだ。修行修行。

この部原港で夕マズメのアジを狙っていた大先輩とお話をさせてもらったのだが、やはり昨年秋から海がおかしいとのこと。水温が安定しないし荒れた日が多すぎる。カモメすら餌の小魚に苦労していて、リリースするクサフグを食べてしまうとのこと。(カモメはフグにあたらないらしいが...。)

黒潮の蛇行パターンが例年と違うなど、ベテラン・先輩のコメントが重複していたりしたが、磯釣り2年目の私にはすべてが始めてのことなので受け入れるしかない。ただ今日分かったことは「上手な人はちゃんと釣っている」こと。魚がいないわけではなく偶然に釣れることがないだけなんだ。んんー。

今シーズン起こっていることはきちんと記録しておいて考察してみよう。