新世界７不思（43）

ナポリとパレルモで似ていることはスラム街みたいなところがある。
ビルは半壊したような感じに見えるが洗濯物は狭い路地を各国の国旗みたく干している。あと平和の象徴を意味した旗をよく見かけた。
シシリアはシーフードが大変美味しい。焼き魚もフライも、特にサラダ・ディ・マーレは一番好んで食べた。小エビ、タコなどをオリーブオイルとビネガーとガーリックで味付けした物。この３種類の調味料の組み合わせは最高に私の口に合う。
ウニが安いとガイドブックに書いてあったので探してみたがなかった。
モロッコに一番近いスペインのタリファではバルの前の屋台でただみたいな値段で取り立てのウニを食べたけど。

新世界７不思（42）

ナポリからシシリアのパレルモへはフェリーを使用した。
夜出て朝着くので一泊分の宿泊費が浮いた。
映画など見るスペースもありフェリーでは良い方である。
クルーズと比べると月とスッポンである。例えば前回のクルーズは１８階建てで２つの劇場、映画館、プールなど比べることができないぐらい、また４０００人以上の人が乗船していた。日本人にクルーズの話をするとフェリーレベルの話になってしまう。

フェリーはモロッコとスペイン間、ウエールズとアイルランド間などで国際間のフェリーに乗ったがことがある。特にタリファとタンジェ間はアルヘシラスに行くより高速艇がが使えて３０分ぐらいでモロッコとスペイン間を行き来できる。

面白いフェリーはシシリアからイタリア本土に行ったとき、列車ごとフェリーに乗り込むのには驚いた。

新世界７不思（41）

ナポリのB&Bは部屋は広くバルコニーも有り、そこから見る景色はナポリ湾に面していてヴェスビオ火山もみえた。夕方なので霞がかった景色が残念であった。

カプリ島の青の洞門は温暖化で水面が上がり近い将来は入れなくなるとのことで見に行った。
ボートでは珍しく日本人のメンバーが一緒になった。
ボート漕ぎの青年がやたら歌をうたいチップを請求してきた。
同乗の日本人は沢山チップをあげていたが、馬鹿らしくて１銭もあげなかった。
ここの青は言葉で表現できないほどの美しさと異常さを持っていた。
（フォトアルバム参照）

新世界７不思（40）

Ｂ＆Ｂはスコットランドとイングランドで利用したことがある。
湖水地方で泊まったＢ＆Ｂは３部屋しかないが、部屋は綺麗で朝食は手作りのジャムやヨーグルトなど種類も豊富で大変美味しかった。
エジンバラのＢ＆Ｂは約４００年前の建物で床が傾いていたが部屋は広く、朝食も美味しかった。
ナポリでは朝食券を貰ってビルの前のバールでコーヒーとクロワッサンを立ち食いしただけである。
このバールは大変な人気で私が居た短い時間だけでも１００人ぐらいの客が食べては去っていった。一人数分ぐらい。イタリアでは一番効率の良いとこかも？

新世界７不思（39）

南イタリアは最初にローマからナポリへ列車で行った。
昔はナポリは危険で観光客が寄り付けなかった。
その時はローマの地下鉄と同じ程度の状況であった。
駅からバスで今日泊まる桟橋近くのＢ＆Ｂへ行こうと思ったが、
車中が混んでいるのでザックも大きく、スリを防ぐのも大変だと思い約３０分間歩いた。
廃墟みたいなビルの１０数階がＢ＆Ｂでオフィスフロアーで、上層部が住居フロアーそして５階ぐらいまでが利用されてないフロアーに分かれている。
面白かったのがビルに入る前の中庭で、たむろしてた数人の若い男性の一人が近づいて来てイタリアのコインを１枚渡してくれた。
意味がわからなったが、エレベーターに乗ったら分かった。コインを入れないとエレベターが動かない。