弁護士の業務も,おっとり,鷹揚に構えてはやってられない時代が来つつある。
俺は忙しいんだから,あんたの仕事は手が空いたらするね,とやると,逆に損害賠償で訴えられてしまうという,世知辛いというか,いや,そのとらえ方自体がおかしくて,ビジネスとしては当然の要求に応えなければならない時代が来たということであろう。
過去に,訴えの提起をさぼった,破産申立ての依頼を放置した,などということで,懲戒処分を受けた弁護士はたくさんいる。しかし,破産申立てをさぼって,時間が経過したという理由で,破産管財人から損害賠償を求められたというケースは,極めて少ないのではないか。
まあ,しかし,これも時代の流れ,ということなのだろうね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます