日本は超安全社会である。およそ危険の存在が認められていない。
しかし,それは,現実とは異なる。必然的に危険を伴う,という出来事が,結構ある。
最近,医療の世界に対しては,法律の世界も,ようやく,完璧な安全主義から脱してきたように思われる。手術をはじめとして,どのような治療手段も,何らかの危険をはらんでおり,それが避けられないこともある。
これと同じ . . . 本文を読む
破産者に対する債権(破産債権)については,破産裁判所に届け出て,破産管財人の調査を受け,破産管財人が,たしかに債権がある(破産管財人からすると,債務がある。)と認めるか否認するかを債権調査期日で報告するという仕組みになっている。
破産管財人が否認した破産債権については,まず,破産裁判所に査定の申立てをして,破産裁判所の査定の決定に不服があれば,さらに査定異議の訴えを提起する,とい . . . 本文を読む
交通事故死者の数が10年連続で減少し,5000人をも割り込んで,4800人台にまでなったとのこと。それは,大変結構なことだと思うし,20年ほど前には,1万人を越すか越えないかがニュースになっていたことを思うと,隔世の感がある。
この間に,道路交通法の罰則強化や,反則金の強化,安全教育の推進など,警察側の相当の努力があったことは事実で,そのことには敬服するものがある。
. . . 本文を読む