大阪市の橋下市長が,桜宮高校の入試中止や教員の総入れ替えに慎重な市教委に対して,予算を“人質”に圧力をかけたという。
市長の言う内容は,桜宮高校を含め,教育機関のあり方を正すという意味では,ある意味正当かもしれないが,それが哲学や価値観の問題であるとして,教委に従うことを要求するというのであれば,それは,教育委員会に対する政治介入である。
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元修習生約160人が,司法修習生の給与を国が支払う給費制を廃止し,貸与制にしたのは憲法違反で無効だとして,給与支払いを国に求めて,少なくとも全国6地裁に一斉提訴する方針を固めたのだそうだ。
その理由というのが,これまでの修習生や,同様に専念義務があり,給与が支払われる防衛大学生らと比べると著しい差別で,法の下の平等に反するというのだそうだが,いくらなんでも,それは無茶だろう。
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