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とりあえず法律・・・・かな?

役に立たない法律のお話をしましょう

「日本の家族」はどこへ行った

2007-06-20 01:04:33 | Weblog
 4月16日号の日経ビジネスに,しまむら会長の藤原秀次郎氏が,『「日本の家族」はどこへ行った』という文章を載せている。ごく要約していえば,現在の家庭崩壊の原因を,旧民法の諸制度を廃止したことに求めようとするものである。しかし,そのような考え方は,旧民法及び現行民法の趣旨を正確に理解しないものである。私には,現在の家庭崩壊の原因を法律制度に求めることは間違っているとしか思えない。 . . . 本文を読む

井上薫著 「狂った裁判官」

2007-04-05 01:43:30 | Weblog
 件の井上薫元判事の「狂った裁判官」という本が出た。早速読んでみたが,何とも期待はずれの本である。各章とも論旨がはっきりしないし,「狂った裁判官」というだけの具体例の裏付けもなく,当たり前のことを,当たり前でないと書いている嫌いもある。論旨が前後一貫しないところもあると感じられる部分もあるし,個人的な恨み辛みじゃないかと思えるところもある。何よりも,この本からは,彼の考える「理想の司法」が見えてこない。 . . . 本文を読む

竹中平蔵教授の金利規制論

2007-03-07 00:32:39 | Weblog
 最近の日経新聞や日経ビジネス誌で,竹中平蔵教授が,金利規制に反対の意見を述べている。本来市場原理で決まるべき金利を政府が統制することは,海外から批判されているというのである。しかし,私には,消費者金融やいわゆる商工ローンの金利が,市場原理で決まるなどとは到底思えない。竹中教授のような立論には到底賛成できない。 . . . 本文を読む

来た来た,詐欺ハガキ

2007-01-06 01:02:52 | Weblog
田舎の母のところに,話題の詐欺ハガキが来た。幸いにして母は被害に遭わなくて済んだけれども,このようなものが成り立つこと自体,市井の人々が最小限の法知識を身につける必要性を感じさせるものである。法律については,どちらかといえば,悪い知識が先行しているように感じられるが,そもそも法律は何のためにあるか,法律家はどんな仕事をしているか,についての正確な知識を普及させる必要があると思う。 . . . 本文を読む

2007年を迎えて

2007-01-02 17:07:50 | Weblog
 法律の世界で,2007年の話題は,新司法試験の本格実施と,金融商品取引法実施に向けての準備ということになるだろうか。法科大学院と新司法試験制度はまだまだ始まったばかりで,より良き法曹の養成という面からは,法科大学院の自己責任が大きいと思われる。また,金融商品取引法は,企業の内部統制の厳格化を求めるものだが,その影響がどのように出てくるか,注目されるところである。 . . . 本文を読む

貸金業法の改正 その2

2006-11-11 22:41:46 | Weblog
 消費者金融のリスクのあり方は,企業金融とは全く違う。大きくいえば,返せる人間に貸すか,返せない人間に貸すかのいずれかしかない。だから,返せない人間に貸した場合には,親族まで身ぐるみ剥ぐことになる。  それと,消費者金融の規制は,ヤミ金規制と表裏一体である。ヤミ金規制なしに消費者金融の規制はない。しかし,ヤミ金の取締りは難しい。結局は,借金は「悪」だという教育しかないのであろうか。 . . . 本文を読む

貸金業法の改正

2006-10-31 23:59:00 | Weblog
 貸金業法の改正案が閣議を通過した。世論に押されて,とのことで,グレーゾーンは全部撤廃,利息制限法の金利区分の改正も見送られたようであるが,このような改正は,多重債務者問題の本質に迫る者であろうか。私は,疑問に思う。 . . . 本文を読む

新司法試験の結果発表

2006-09-24 23:51:44 | Weblog
第1回新司法試験の結果が発表された。合格者1009名,合格率48%とのことで,予想どおりに落ち着いたということであろう。しかし,その数字を眺めると,いろいろと問題がありそうに思われる。 . . . 本文を読む

訟務の増員を批判する日経新聞「春秋」

2006-09-06 01:28:28 | Weblog
9月5日の日経新聞朝刊1面のコラム「春秋」は,法務省の訟務の増員を批判している。要するに,国は負けるべくして負けたのだから,勝ち目のない上訴をやめれば,費用も金も十分足りているはずだという。しかし,たとえ,相手が国であっても,物事の白黒は裁判手続を通じて明らかにされるものであるから,最初から勝ち目がないと決めつけて,その増員を批判するのはおかしいと思う。 . . . 本文を読む

非常上告って何だ?

2006-08-14 23:54:55 | Weblog
前回非常上告のことに触れたので,非常上告について,司法統計とか,裁判例情報を調べてみた。年間片手くらいの申立てがあるが,これは多いのだろうか少ないのだろうか,また,どうして非常上告による是正が必要な事件が生じるのだろうか? . . . 本文を読む