書類送検の事件を検察が逮捕に踏み切ったというからには,それなりの理由があってのことだと思えるが・・・・
選挙関係事件では,末端の被買収者はいいとしても,候補者側の運動員以上は,やはり上部組織や,候補者個人の関与について,罪証隠滅の恐れありということなのだろうか。
まあ,たいていそんなところだろう。
警察は,地元に密着しているだけに,事件をどこまで拡 . . . 本文を読む
はぁ~こんな問題が起こるとはねぇ
しかし,有給休暇といえども,休みなのだから,その日に兼業にならない公的な仕事をして,正当な報酬を受け取ることに,二重取りという批判は,直接には難しいのではないか。
有給休暇は,有給といっても,その日に給料の対価である労働があるわけではない。休んでも給料を差し引かないというだけのことではないのか。
民間で,給料を払い . . . 本文を読む
新司法試験は,合格者3000人弱,合格率30%弱の試験となった。しかも法科大学院卒業後3回という受験制限がある。おまけに,上位校と下位校の差が歴然としている。
この中で,3回のチャンスをどう活用して合格を目指すか,とても難しい問題になっている。
試験内容も,資料を読んで,問題点を抽出して,設問に論述で答えていくというもので,自分の論述が,的を射ているのか外している . . . 本文を読む
動機の供述を拒んでいるというが・・・・実際には,自分でも動機がはっきりしないのではないだろうか
教授の紹介で就職するのは,まあ当たり前の世界だが,そこで上手くいかずに,転職したからといって,教授に強固な殺意を抱くところまで突き進むというのは,普通に考えると理解できない。
だからこそ,取り調べている警察も,単純な動機とは考えていないのだろう。
コミュ . . . 本文を読む
傷害致死で,まあ,いいことではないが,そういう体質のある環境の中で起こった暴行死事件について,求刑からあまり引かない懲役6年というのは,結構厳しい量刑といえるだろう。
今の刑事裁判全体の重罰化傾向が,ここにも及んでいる印象を受ける。
否認を貫いていることも影響しているのだろうが,客観的な情状としては,汲むべきものもあったのではないだろうか。
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69歳で,乗馬型健康器具に試乗して転倒したとか。
基本的に自己責任だろう。訴訟を起こす段になって,気が進まなかったのに,店員に執ように勧められたなどと言っているが,どこまで真実なのやら。
少々のセールストークは,どこにでもある。それに乗るかどうかは,自分で判断すべきことではないか。
街にあるものは,何でもかんでも安全ではない。なんにせよ,一定の危険 . . . 本文を読む
毎日,毎日,よくぞ来るというほど,この手のメールが来る。インターネットのメアドだけでなく,携帯にもやってくる。迷惑メールフィルタをかいくぐってやってくる。
この手の詐欺に引っかかるのは,引っかかった方が悪いともいえるが,どうしても,その背景に,最近の世の中に,常識的な倫理観が欠如しているように感じられる。
大人の火遊びとか何とか言って,金持ちが,こっそりと逢瀬を楽 . . . 本文を読む
サラ金の借金280万円,生活保護とのこと
まあ,あまり生活保護を必要とするような容貌には見えないが,なんかの病気があったということだろう。
しかし,生活保護を受けている者に,あるいは,いずれは生活保護を受けるしかなくなりつつある者に,せっせと金を貸し,厳しい取立をし,当然,生活保護になっても取立をし,それで犯罪に走らせる結果となる。
でも,サラ金は . . . 本文を読む
職質を受けて,農薬を飲んで,意識不明の重体の女の「身柄を確保」とはどういうことだ?
ふつう,身柄の確保というのは,逮捕することをいう。しかし,いくら事件との関係を疑われていたからといって,職質を受けて,農薬を飲んだというだけでは,逮捕状はとれないだろう。逮捕状なしに,強制的に「身柄を確保」などということはあり得ないはずなのだが・・・
意識不明で重体だから,病院から . . . 本文を読む
司法制度改革の時には,陪審制でなければダメだ,国民の裁判参加は当然だ,プロに任せておいてはダメだ,という,異論を許さない論調をとり,いざ裁判員制度の実施が近づくと,参加する国民の不安を煽り,押しつけられた制度だとかいう,事実に反する報道を平気でする。
これでは,国民が,正当に関心を持たないのは当然だ。
裁判員制度の実施については,法曹三者とも,これまでにないくらい . . . 本文を読む