新司法試験は,合格者3000人弱,合格率30%弱の試験となった。しかも法科大学院卒業後3回という受験制限がある。おまけに,上位校と下位校の差が歴然としている。
この中で,3回のチャンスをどう活用して合格を目指すか,とても難しい問題になっている。
試験内容も,資料を読んで,問題点を抽出して,設問に論述で答えていくというもので,自分の論述が,的を射ているのか外しているのか,不安を抱えながらの試験となっている。
しかし,そうはいっても,法科大学院の教育は,それに耐える人材を養成することにあるわけだし,そのような人材でないと,法曹三者としては務まらないのも事実である。
これからの法科大学院と司法試験のあり方が,どのように流れていくのか,注目される。
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