「関西電力によりますと8月20日、福井県にある高浜原発4号機に近い敷地内で深刻な事故に備えて行われていた使用済み燃料プールなどに注水を行うポンプの点検中にポンプに水を送り込んでいたホースが突然外れ近くにいた協力会社の50代の男性作業員が熱水を浴びました。」(NHK)
なぜ8月20日に起こった重大な労働災害を関西電力は10日以上も隠しつづけたのか。
昨夜の県庁・関電前金曜行動でもきびしく批判しました。
このようなことが繰り返されるのではますます信用を失うことになります。
いくら「安全対策は万全です」と大飯原発再稼働準備をすすめても、県民は理解しないでしょう。
■NHK・・・高浜原発でポンプ点検中にやけど
09月01日 20時27分
福井県にある高浜原子力発電所で8月深刻な事故に備えて行われていたポンプの点検中に作業ミスが原因でホースがはずれ50代の男性作業員が熱水を浴びて全身にやけどを負っていたことがわかりました。
関西電力によりますと8月20日、福井県にある高浜原発4号機に近い敷地内で深刻な事故に備えて行われていた使用済み燃料プールなどに注水を行うポンプの点検中にポンプに水を送り込んでいたホースが突然外れ近くにいた協力会社の50代の男性作業員が熱水を浴びました。
関西電力によりますとホースから吹き出した熱水は約30リットルでポンプ内でかき混ぜられて高温になっていたということで男性作業員は全身にやけどを負って約3週間の入院が必要だということです。この熱水には放射性物質は含まれていないということです。
関西電力が原因を調べたところポンプの出口側にある弁を閉める前にポンプを停止させたため圧力の差で逆流しホースが外れたということで、作業員同士の連絡ミスで正しい手順を踏まなかったことがトラブルの原因とみられるということです。
関西電力はポンプを停止させる方法を作業の手順書に盛り込むなど再発防止につとめるとしています。