ぷよぷよ紗季・莉緒

2006年2月24日生まれ・紗季の日々
2009年12月8日生まれ・莉緒の日々

6/30 最後の発表会が。

2016-06-30 21:11:54 | Weblog

紗季の最後の発表会でした。前日なのにあまり練習せず、しかも「あした友達と公園に行くから~」って、発表会のことすら忘れて約束してきたり、当日は起きてこないし。本当に腹が立つけど、これで最後だからと言い聞かせてというか、あと数時間で終わることだからと思ってました。

10時からリハーサルがあって、2時間後に開場・開演、また1時間後に出番でした。最後のステージだし、これで終わりかと思うと泣けてくるのではないかと思ってましたが、しけた演奏で涙も出ませんでした。あの練習にはこの成果って感じで。先生もなぐさめに近い「よかったよ~」って感じで、辞めるって言ってるのに「また来年も出る?」なんて言ったりして。それでも長いこと続けてきたことには、お疲れ様とがんばったねと声をかけました。

とりあえずスーッキリこれで終わりました。一応結果発表なるものが3時間後にあるので。3時間も時間があるので、街中をブラブラしてパンケーキを食べたりして楽しく過ごしました

また会場に戻って、最後の5曲くらいの演奏を聴いて、その時を待ちました。

したっけ、紗季。入賞しました(笑)。えっえーーーって感じで、まじか…と思いました。ステージに呼ばれて、それらしい顔して賞状とトロフィーもらってるし。最後、受賞者が並んで、ステージのカーテンが下りていく中、観客に向かって手を振ってるし。唖然としました。

今月でレッスンを辞める手続き取ったんだけど、受賞者は来月の発表会の出場権ゲットな感じで、あらあら1カ月延長?やっと終われると思ったのにどういうこと?なんて考えながら、ステージ裏の方に向かって行ったら、興奮して感無量みたいな紗季が先生と一緒に現れました。先生も「よかったですね~」と、まさかの受賞にびっくりしてて、受付のお姉さんや楽器店の方たちから褒め称えられ、なんだか私もいい気分になってきました。

紗季は目のふちをちょっと赤くして、足がガクガクして歯がカチカチしちゃったと言ってました。

控室に戻り紗季と二人で、なんだかよかったね?受賞しちゃったね?ね???って感じでした。それでも今回はこんなだったけど、長いこと続けてきたし、実際がんばったし、今までの長い道のりを評価してもらえたのかなと思ったら、急に苦労が報われた気がして涙が出ました。

丸一日かかって帰ってきて、家族にいい報告ができて、紗季も誇らしげでした。おじいちゃんおばあちゃんも大げさに褒めてくれました。

改めてビデオを見てみると、ミスはあるけど、気持ちを込めて弾いてるのは表れてるかもと思いました

莉緒のレッスンで先生に会ったときに教えてくれたのですが、審査員の講評で『弾いている姿が自然できれい』と言われたそうです。これ以上の褒め言葉なんてないです。紗季はミスしたときに挽回しようと思って、クラスのピアノ坊ちゃん(天才少年)になりきろう!と気持ちを切り替えたそうです。それで自分の世界観を出すような坊ちゃん弾きが功を奏したようです。

確かにミスなく弾くのも大事だけど、自分を表現するほうが大事でした。紗季はエレクトーンを通して、努力はいつか認められる事を感じてもらえたと思います。

紗季、君の受賞はまぐれなんかじゃない(笑)。