今朝の一言最終編

とうとう最後の朝のひとことの番が回ってきた

何を話そうか？手話をやろうか？

真面目に思いを伝えると湿っぽくなってしまうし

かといって最後だから思い出に残る何かが言いたいし・・・


とか考えているうちに朝になってしまった

車の中ではいつものように「武田鉄也」の今朝の三枚おろしに聞き入って

結局何もかんがえないで本番を迎えた（オーバーか？）


こうなったらいつもの通り当たって砕けろの体当たりがいいんじゃない？



「私は今年3月15日で66歳になりました　夫は70歳　ついに老夫婦に入りました

最近は事件が多くなり　眼鏡なくなり事件　ドア開けっぱなし事件　水の出しすぎ事件など

大体想像がつくでしょう？

給油ポンプの電池が一日で切れてしまったり（ＯＦＦにするのを忘れている）

つい2.3日前には蛍光灯が切れて　新しいものを買ってきて取りつけました

が、つきません。おかしい？　本体がダメになったのか？

長男に電話をして聴いてみよう！と言うので　今仕事中だから

帰ってきてから見てもらおう　私も見てみようか？とテーブルの上に乗り

蛍光管を確認したら　本体から接続するプラグの4本の差し込みのうち

2本だけが入っていて2本はちゃっかり外にあった

さてなんといって夫に伝えたらよいか　其のまま言ったら夫のプライドが傷つくだろう

で・・・　お父さんなんだか硬いものが付いているよ　何だろう？見てみて？

と言った　夫はどれどれと　もう一度蛍光管を確認した

あーちゃんと入っていなかったんだね　今度は大丈夫かな？

と4本のプラグがきちんと入ると　あーら明るいねー！と二人で喜んだ

とまあ、こんなことが増えてきて・・・・

私は今まで週3日勤務の相談支援員だったが　今月で引退し

4月からは年中無休の家族支援に入ります

そのうちにもしかしたら弁当をぶら下げて　このあたりをうろつくかも知れません

私の顔を覚えていてくれたら「大森さんお家に帰りましょうね」とやさしく言ってください

5年間も通ったのでまた脚が向くかも知れません　そんなわけで退職しますが

本当に　長い間お世話になり　ありがとうございました。」




と私の心境を伝えました

素晴らしい環境の中で　思うがままに仕事をさせていただいて

笑顔でお別れができることに最高の喜びと感謝と

少し後ろ髪を引かれる思いが重なり

私なりのけじめと　年中無休の本職に戻れることへの希望を持って

これからの人生を悔いなく過ごせるように益々精進しなくちゃね



少し速いけれど皆様ありがとうございました。