日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

加仁湯温泉

2014-09-25 09:41:22 | Weblog
さわやかな秋晴れに恵まれ 同級女子会の旅行も無事終わりました。


鬼怒川温泉駅から市営バスで女乙淵まで約1時間半 それから先は決められた車両のみ

出入りできるという

理由は 自然を守るためらしいが道路管理も追いつかず

このところの地震で山が崩れ落ち 岩石や土砂崩れがあちこちにあり

山肌に沿って走る車窓から見えるレースのようにひだになったガードレールの下は

底が見えないくらいの絶壁だった (除雪車がぶつかってなるらしい)


およそ30分かかりホテルに到着したが 途中でこのまま帰れなくなったらどうしよう?

と思うくらいの 山の獣が現れそうな・・・・


ホテルに入ると左側に待合室があり 山で捕獲されたクマやキツネ 

日本鹿などの剥製がズラリとならび出迎えてくれた

座布団はクマやシカの皮だった

思わず 座らせていただきます すみませんと 毛皮をなでた(笑)



温泉は乳白色のやわらかい肌触りで 入ってすぐ私の体にぴったりだと安心した

70歳も近くなると恥ずかしさもなくなり?心配していた体形も

お互いをちらっと見ながらやけに安心して体を伸ばしていた(-_-;)



食事も山のものが多くカロリー控えめでありがたかった

とりわけきのこの味噌ずけが気に入り帰りのお土産になった


しかし・・・夜になりこれから話がはずむころ 息子から電話が入り

お父さんの様子がおかしいので病院へ行き入院させたと報告があった

どうやら 昼間転んで 脳震盪を起こし一時的に記憶が無くなったらしい

すぐに帰りたいが ここからは明朝9時にならないとバスが出ない

しかも女乙淵からすぐにバスが出る保証もなく

焦ってもどうにもならない現状だったので ひたすら平常心でいられるように

仲間に心配かけないように心の中で神に祈った



次の日午後2時半ごろ病院に駆けつけると

心配かけてごめん!と笑顔の夫が座っていた

ほっとすると同時に腹が立ち せっかくの旅行も仲間をトンボ帰りにさせてしまったことを

愚痴ってしまった



幸いだったことはこの日二人の息子が家にいて連携できたので

安心だったこと。しっかり夫をサポートしてくれたこと。

家の中の用事も きちんとかたずいて私に心配をかけないように気を使ってくれていたこと

などなど 今まで見えていなかった息子たちの成長ぶりが嬉しかった

ハプニングは困ったが家族のきずなを確認できた いい日だった



一人で家を空けることもたまにはいいもんだねと胸の内でそう思った

そうそう東武電車にも初めて乗ったが 乗務員が皆さん親切で

乗換方から時間 車両の選び方まで教えてくれて

安心して行き帰りの電車を楽しめました


初めての体験はこんなに波乱になりましたが

友達との距離感も近づき 家族の愛も感じられ

やっぱり行って良かったと思いました。


みなさんん心配をおかけしてすみませんでした


そして地震で無くなってしまった温泉の数々をしのび

秘湯加仁湯を守り続けているみなさんのご健闘を祈ります。



以上勝手な報告でした。







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