日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

ありがとう!ここから地域福祉を!

2012-09-29 20:57:11 | Weblog
おかげさまで任期満了し退職した

そこにかかわる以前は 敷居が高く なかなかなじめないところだった

しかし中に入ってかかわっていくと今まで見えていなかったいろんな人の思いや

性格など 思いがけない発見があり

同じフロアーで仕事をさせてただいた意味も分かった気がした

ここは地域福祉課


「すめば楽しい宇都宮」をめざし地域の活性化のため

問題を提示し市民とともに歩く悪戦苦闘の毎日に

心砕きながらも なかなか的がつかめず

時には仲間も自分のことさえも疑心暗鬼になりそうになりながらも

前進しなければ始まらない仕事・・・だと思う



でも考えてみれば

このフロアーも地域なのだから

まずは話し合うこと

仲間の良いところ 得意な分野をキャッチし

引き出してあげること

自分ができることを惜しみなく出し切ること

人の知識を借りることは恥ずかしいことでなく

良いところを引き出してあげるチャンスにつながり

感謝されることにより 喜びになる

結果話し合いができれば 課の雰囲気が良くなって

仕事に還元されていく


だから地域福祉の原点は家庭や職場が楽しくなれば

自然にその輪は広がるのだと・・・


私からの最後のメッセージを送った


大したことはできなくても

人の話を聞き 自分の気持ちも正面にだし

淡々と進めば 必ず自分の思いは実現する


約4か月の短い間だだったが

みんなの思いと私の思いが重なって

まるで家族のように愛しい毎日だった



この年になってこんなに清々しく

若い人たちと触れ合えたことに感謝でした。



みなさんありがとう!

残り2日

2012-09-24 21:20:23 | Weblog
6月から通っていた福祉センター


2年半の事務処理もなんとか終わり

約束の期限が残り2日になった

あれほど暑い毎日だったが 今日あたりは肌寒く

確実に秋の足音が聞こえる



さあ!10月から サボっていた家事をしっかりこなし

溜まっていた用達を片付けよう


若い人たちにお世話になり

随分気楽に働かせていただいたが

いつまでいてもキリがないし

ぼろを出さないうちに引き上げよう



たくさんの課題を抱えて

毎日胃薬を飲みながら 頑張っている皆さん本当にお疲れ様ね

体を大切に!



楽しい思い出をありがとう!





暑さ寒さも彼岸まで

2012-09-23 10:03:47 | Weblog
とはよく言った言葉だなー

あんなに暑かったのにね 今日はすっかり秋になった21°らしい?

毎年同じことをくりかえしていることは

一度仕舞った夏服を(冬も同じ)またタンスからだし今度は10月の終わり頃まで使う

わかっているんだからクリーニングに出すのはそれからがいいんだけれど・・・

クリーニング割引券などがあると ついつい釣られて

同じことを繰り返す


寝具も同じで出したり入れたり 忙しい


こんなことを毎日行いながら年を重ねる・・・


はーっ


人類の歴史もこんなふうにして人々の暮らしの中で守られてきたんだろうなー



今日の繰り返しは昨年とは違うものに?

改善出来るか?と思っても


やっぱり・・・同じ?



昔の人は立派でしたねー


「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の中に


自然を受け入れ流れに従う事の大切さが含まれている



すごいなー

敬老の日

2012-09-18 22:41:48 | Weblog
たいていの地域で 毎年9月15日には敬老の日の祝賀会がある

地域によってさまざまな催し物があったり多少のプレゼントを用意しているらしい

ある地域では ごちそうからお土産の品まで全部地域の役員手作りが恒例になり

役員の負担が半端ではないとのこと


またあるところでは・・・

紅白の幕は引いてあるが 歓迎の看板も花もなく

約2時間の間 子供たちの合唱や合奏を楽しみ?

紅白まんじゅうとタクシー代少々をいただき

実に寒々とした敬老の日のイベントであったり・・・



予算の中で行うので そこにかかわる人の考え方によって

ずいぶん差が出てしまう。

役員も高齢になったりして世話をする人される人の比率が同じぐらいになってしまい

簡素化に踏み切る地域も増えてしまったそうだ



長い間社会の中でご苦労されて

この日くらいは至れりつくせりしてほしいが

たった2時間の暇つぶしでは なんだかねー

さみしい世の中になってしまった



せめて家族は

お互いを尊重し できることを精一杯

簡素化しないで暮らしましょう



お年寄りの生きてきた暮らしの知恵を

元気なうちに伝承してもらって

生き方上手になりたいよね



命ある今を大切にしましょう


真の愛と純の愛の違い(手話通訳の現場から)

2012-09-09 19:47:30 | Weblog
わたしの本業は手話通訳

先日私が通っている教会の勉強会でのこと


「真の愛だけでは幸せにはなれない 純の愛と真の愛が重なって

はじめて生き甲斐が生まれてくる」


と教えていただいた

「この言葉の」表現は どうすれば正しくわかりやすく聾者に伝わるのか?

申し訳なかったが講師の話をストップしていただき

聾者に質問した


「どう表現する?」と。



真の愛とは自己愛のこと=自分や家族 自分に関係のある人にかける愛

純の愛とは他者愛のこと=損得関係なくすべての命に愛をかけられるもの

であると職員から説明を受けた。


「人間は人の役に立ち 感謝されて生き甲斐となる

一人では生き甲斐は生まれず 多くの人と触れ合う中から

助け合って生き甲斐に代わる

真の愛+純の愛が重なってこそ末代までの得積みになる」



この説明を通訳しているうちに 表現方法に関係なく

みんなはこの話の内容を理解できた。


手話通訳とは?

ただ言葉を伝えるだけでなく

聾者にとっての命の言葉を大切に育み

耳からの情報を得られないことで社会に入り込めず

物事の判断が自分の知識の範囲にとどまることで誤解もされる


車いすに乗っている人 白杖を使う人など

どこから見ても障がい者であれば少しは見逃してくれるかもしれないが?

どこから見ても普通であれば 他人の見る目は厳しいものだ


ともすれば技術向上に走る手話通訳だが

それだけでなく 理解できるまでともに考え理解し追及してこそ

障害を越えてつきあえる 仲間になれる


通訳者だからこうあるべき・・・聾者だから・・・ではなく

みんな同じ人間として心を重ねあうことができるんだと

私が目指す手話通訳の意味が確認された



久しぶりに心がすっきりした


いい時間だった。