日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

神様の贈り物

2013-03-27 15:40:29 | Weblog
春です

桜の花がきれいに咲きます

春は希望の季節です 

別れと出会いの交差点です

分離帯に立ち さあどちらの道に進もうか?

迷ったり 期待したり 折り返したり

試行錯誤の時期でもあります

毎日の自分は右か左か 決定しながら生きています

だから 間違わないように。

そして庭や畑にも草が生えて

いやでも手入れをしなくてはなりません



人間はもともと怠け者に生まれてきているので

怠けないように仕事を作ってくれているようです

すべて神様からのプレゼントのようですから

遠慮なく受け入れなければなりません



あーあ 今年もたくさんのプレゼントが送られています


まんまと神様の手の中でもがきます


でももがいた分だけ結果が出るのだから

神様の思惑通りに行動しましょう


たまには雨が降り

休ませてくれる


粋な計らいがうれしいよね

聞こえないと言うこと

2013-03-21 23:20:02 | Weblog
悲しいお知らせがあった

最近関わった聴覚障害のHさんが 亡くなったという電話だった

えっ!どうして?3月4日に通訳派遣の依頼があって整形外科に同行

その時胃が痛いし薬がないというので通院している内科に行き

2日前に息子さんと来て薬を2週間分渡してありますと

受付の看護婦さんから話を聞いて

なんとなくおかしいので派遣先のコーディネーターや

お願いしているヘルパーさんにも連絡を取り

結局息子さんがいるので余計に入り込むこともできず

みんな気にしていたのだった

依頼があったのは脊椎の圧迫骨折のための治療だったが

腰の痛みが半端なかったらしくただただ静かにごろごろしているように

との診断だったが

今考えてみると 腰だけでなくあちこち痛みがあって

説明しきれなかったのではないか

息子さんも母親がそれほど重症であることに気が付けなかった

のではなかろうかとか・・・・・

通訳者は聾者の生活まで入り込んではいけないきまりはあるが

もう少し入り込んでいればこんなことにはならなかったのでは

とか・・・・・

聾者の訴えを聞き取ってあげられなかった悔しさがこみ上げる

聞こえないということ 声を出せないということは

そういうことだと思い知った

みんな高齢になり

こんなことがまた繰り返されないように

手も出そう 口も出そう 汗もかこうと

自分に言い聞かせた今日だった。

いつか日の当たる場所で

2013-03-12 22:00:58 | Weblog
最終回の今夜 泣いた

やむを得ない状態で罪を犯した2人が 家族のように肩を寄せ合い

社会の中で強く生きてゆく物語だった


罪は刑務所に拘束され償ったとは言えども実際に元通りになることは難しく

本人も家族も苦しみ 後ろめたさは一生続く


ドラマの中の二人は前を向いて歩くことに全力を注ぎ

周りの人たちからも暖かい目で見てもらえるようになるまで耐えていた

控えめでかわいい巴子(はこ)は上戸彩

たくましくて優しい自分に厳しい綾香さんには飯島愛

2人ともぴったりの役割と演技が光っていた


もし 自分の身内や知り合いがそういう立場になったとき

私はどんな風に対応するだろうか

こののドラマの隣の老夫婦のように

すべてを飲み込み暖かく見守ることができるだろうか

深く考えさせられた


久しぶりにいい涙を流した


久しぶりの出会い

2013-03-08 21:59:23 | Weblog
私が必死で手話の勉強をしていた頃

栃木県の聾者たちも自分たちの自立には質の良い通訳者が必要と

時間を惜しまず手話を教えてくれていた


今日は夫の付き合いで栃木の補聴器店に出かけた

点検と掃除をして頂いて待っている間に来店した男性がいた

あら?Oさん?と手話で声をかけると 嬉しそうに笑ってくれた


白血病になり23歳のドナーから99パーセントの血液をもらい命が助かったこと

股関節が悪くなり体力が衰えて肺炎をおこし死にはぐったこと

その後股関節の手術をし人工関節を入れ 今ではゴルフもできるようになった

娘さんが昨年5月に男の子を授かり 孫はかわいい

などなど話はしばらく続いた


そういえば夫の耳が悪くなり落ち込んでいた時

独協の先生を紹介してくれたのはOさんの奥さんだった

栃木県の手話通訳を広げ自ら第一線に立っている素敵な人だ

たまに栃木テレビで元気な顔を見ては喜んでいる私だった



私が今 聾者のために少しでも役に立てているのは

たくさんのそういう人たちのお蔭だったことを 改めて思い出した



お世話になった方たちも高齢者になり いろんなことが起きるだろうが


できることがあったら今度はお返しをさせていただこう


そんなことを考えさせられた一日だった