日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

仕合せになれるコツ

2013-12-28 11:05:02 | Weblog
愛心 愛語 愛眼 愛顔・・・

この言葉から思い浮かべると かなりの善人顔を想像し

私なんか・・・とへそを曲げたくなりそうだ が


先日知人のお母さんが骨折して動けなくなってしまった

約2カ月入院していよいよ自宅に戻ると決まった日から

5人の姉妹たちが騒ぎだした

それぞれ家庭を持ち家族にも世話がかかる人もいて

母親のために毎日付き添っていられない状態が出てきてしまった

理由は誰ももっともで 誰も見られなければ施設に預けるようになりそうだった


遠方から来ている長女さんは たまたま私と同じ教会で心の学びを受けている人だったので

「神さまの教えの実践が今こそ役に立ちそうだね」と相談した


今までこれといって深い話もしたことはなかったらしく

親子姉妹だからこそ案外わからないことも多いのではないか?

と 他人の私は想像した


長女の友人はその日の夕方から妹たち一人一人に話しかけたそうだ

すると意外な言葉や考えていたことなどなど

今まで気がつかなかったことが沢山出てきて

家族であっても理解しあえていなかったことに反省したそうだ

「大変だったんだねー わかってあげなくてごめんね」と

心の芯からそう言った時 ぽろぽろと涙を流したという


それから少しして友人は家族のいる九州の自宅に戻っていった

昨日気になっていたので 母親を訪ねると

何と妹さんとお嫁さんの二人が 笑顔でなれない手つきで母親のお世話をしていた

初めて見た妹さんの穏やかな優しいまなざしだった


本当に神さまの言うとおり

愛心 愛語 愛眼 愛顔で 何も手を出さずとも

金品を使わずとも

180度心が変わることを目の当たりにしたのだった


誰でも自分の中に愛されたいとか ほめてもらいたいとか

認めてもらいたいとか・・・

大人になってもそれは変わらない

私は違う!という人はかなりの変人だ

子供の時から温かい言葉をかけもらって育った人は

自分の意見も素直に正直にあらわせる

どこにいても疎ましがられず 頼りにされ 任される人になる


まずは人の話をよく聞いて

心を開いてもらうことで かなりの難題も解決につながっていく


あなたの大好きな家族だもの

話せばわかるはずだもの



次に訪問するときは

たぶんみんなで美味しいお茶が飲めるだろう


心はみんな木霊している


運転手は誰だ!

2013-12-25 21:32:25 | Weblog
お正月になるとほとんどの人が神社仏閣に行き初詣をする

そこで・・・一年の無事と願い事をする

投げ込んだお賽銭の何倍もお願いがあって 神さまも大変だが・・・


しかしね

今年からそうはいかないよ というのは・・・


神さまが人を守るのではなく

自分の行為行動が自分を守る ということを教えていただいた

はあ?何それと思うでしょうが

よく聞いてみると 本当にそうだよねと納得した

人の話をよく聞く 感謝の心を持つ 人の役に立つ 相手を理解する等

人として常識を守る生き方をしていれば何か起きた時に

必ず人から守っていただける



自分という人生を乗せた運転手は自分だから

時々はブレーキを踏んだりハンドルを右左に切るが

その時に 判断に無理がないか 自我はないか 人の意見も無駄にしていないかと

自分の心を振りかえって 自分らしい生き方ができているかと反省することで

正しい方向に進むことができる

まさに自分を守るのは自分なのだということだ



いくら神さまにお願いしても

間違った行動や人に嫌われる人は願いがかなわない

自分の心がまっすぐ誠実でいられますように

正しい生き方ができますようにと

初詣だけでなくいつでもどこでも心の中で神さまにお願いしながら

自分のハンドルを切ってくださいと教えてくれた



確かになー 神頼みではないんだね




私の人生の運転手は私なのだね





























































































































































































































































































































































































































羽生パーキング鬼平江戸処

2013-12-21 22:27:13 | Weblog
今日は今年最後の供の会

気の合った仲間たちと夫の運転で横浜に行った

途中休憩をどこでするか?と話し合ったところ羽生パーキングが新しく変わり

なんだか面白そうだというので早速寄ってみることになった

東北道を壬生から乗って約1時間走り目的のパーキングに入る

いつの間にこんな風に変わったの?と目を見張る

どこからどこまで 何から何まで江戸風に変わり

トイレ前にも松の木が植えられてすっかりなじんでいる


中に入ると出店の看板の文字や並んでいる商品も屋台の食べ物も

何から何まで江戸風で

小粋な小物や佃煮なども昔懐かしい情緒を醸し出している

屋台の人の作業着やどんぶり 小皿 竹串までも心憎い気配りをしている

時代劇が大好きな私にはたまらない魅力がいっぱいだった


しかし・・・本日の目的は横浜なので

いつまでもそこにいられず 早々に引き揚げたが

次はこのパーキングを目指して?遊びに来ようと思ったほど

まだまだゆっくり散策したいところだった



帰りも羽生によりここは別の趣があって

それなりに楽しめるところなので

いつも焼きたてのパンの香りや練り物の陳列を覗き

東京のデパート並みの品ぞろえに感動する

最近は高速道路のトイレもおしゃれになって気持ちがよい

掃除をしてくれている従業員のみなさん有難う!

また来年も来られるように頑張りたい



このブログを読んでくださった皆様

ぜひ一度東北道の羽生パーキングに遊びに来てください

あっ私は社長でもありませんが(笑)

話のタネにぜひどうぞ





お袋さんになりたい

2013-12-17 17:08:51 | Weblog
大切な友達が或る日携帯に入った一通のメールから

精神状態が普通ではなくなり

家族や知人から阻害され隔離されてしまった

その彼女をどうすれば救えるのか?と 同じような経験をしたことの或る人に

相談した処「家族の愛です」と答えがあった

自分を受け入れてくれる人が一人でもいてくれたら

必ず立ち直れる!と教えてくれた


あれからもう一年近くになる

時々用事を見つけては訪問してそれでも友達だよと確認してきた

先日の訪問で彼女がほぼ平常に戻りまた今までのようにお茶したり

教会に行ったりできる日が間もないことを確認した


その日の夜彼女の85歳になる母親からお礼の電話が入った

「彼女のおかげで子供に愛をかけるということはどういうことなのかを学ばせてもらった

私の一挙手一動を見て育った娘だから自分が正しい行動をしなくてはこの娘は救えない

だから何も言わず言い訳もせずただただ荒れ狂う娘を受け入れられるように頑張った

私が生きている間に こじれてしまった家族の縁をつなげないと死んでも死にきれないが

やっとお袋さんになれたと思う」と話してくれた



そういえば・・・

私の娘が非行に走り暴れまくっていたころ

同じことを言われたことがあった

「袋はどんな形のものも入れることができる 良い時も悪い時もあなたの子供には違いない

だからお袋さんになるんだよ」と


母に反発していた自分はあんな親にはなりたくないと生意気なことばかり言ってきたが

まさに自分が歩いてきた道は子供たちに続いていく

だから同じ思いはさせたくないと頑張ってきたものの

いつからか親と同じことをしている

家族だからこそ思いを大切にしなければいけないのに

家族だからと投げやりになったり私物化もする

縁ある家族に愛をかけられなければ 到底他人にかけられるはずもなく

偽善者顔だけが身についてゆく



おかげさまで何とか娘との関係は修復できたものの

もっともっと仲良くしたかったという思いは残っている



何気なく出した一言が どんなに家族の心に傷をつけているのかと

反省は続いているが今回の友の事件は他人ごとではなく

ちょっとした一言の積み重ねで人生の方向が大きく変わることを思う時

優しい言葉や励ましの言葉 感謝の言葉をたくさん聞いて育った子供は

感謝 感動 勇気の心が大きく育ち調和のとれた人間に育つのだろうと確信する



すこし気がつくのが遅かったが

未だ家から出ていかない?息子が二人いるので

もう一度心を切り替え 本物のお袋さん になれるように 頑張りたい





湯たんぽ三つ

2013-12-13 19:44:15 | Weblog
今年も湯たんぽが活躍する時が湯やってきた

毎日夕方7時になると夫は湯たんぽを温め始める

子供たちのを先に終わらせ次に自分たちのを準備する

順番に温めなおすのも結構な時間と労力がいるが

湯たんぽのやわらかい温かさは何よりにも代えがたい優れ物

ほんのり温かくなっている布団に足を延ばすとき

今日一日の無事を確認する最高のひと時なのだ

最近では面倒くさいからと言って電気毛布やアンカを使う人も増えているが

体によいのはやっぱり湯たんぽにはかなわないと思う



処で冷え症の私は足元に入れたはずの湯たんぽが朝になると

しっかり腕の中にあり

さらに先に起きている夫の分が私の足元に入り

時には息子の分まで入っている

結局湯たんぽ3こがシングル布団の中に入り

明け方寒くなって入ってくる猫2匹もいて

暖まっている布団からますます出られなくなる理由ができる



これからの毎日は

布団から出られない言い訳づくりで

自分との闘いが続く(ー_ー)!!



おー湯たんぽ・・・愛すべき同士


持久走大会

2013-12-07 21:44:31 | Weblog
今日は近くの小学校の持久走大会だったらしい

北橋を渡ろうとしたとき交通整理の準備をしているらしい大人たちの姿があった

思えば二男が小学校に通っているころも毎年持久走大会があって

大会前に江川の中央橋から北橋までの側道を毎日練習していた

ことを思い出した


小児ぜんそくだった二男が走れるのはほんの数メートル

半分も走れず後は苦しそうにみんなの後を歩いていたものだった


小学校最後の大会の時

同じように走れなかったクラスメートのコミちゃんと

一番後ろから でも歩かずに走ってきた

北橋から中央橋に向かう真ん中あたりで私はハラハラしながら見ていたが


ドラえもんみたいに大きなコミちゃんと

やせっピーの二男が真っ赤な顔で走ってくると

どこからともなく声がかかった

「拓ちゃん頑張れ! コミちゃんガンバレ!」と・・・

子供たちを見守っていたお母さん方からの声援だった

毎年 ゴールまで走れなかった二人が

今年は遅れてはいても止まらず最後の中央橋を抜けたときには

二人を見つけて応援していたみんなが歓声をあげ喜んでくれた

たかが2キロメートルのマラソンだったが

最後まで走り切れたことは奇跡に近かったので?

頂いた努力賞の小さな賞状を 誇らしげに私にくれた



初めてだったもの・・・嬉しかっただろう

たぶん私も泣きそうになるほど嬉しかったと思う


あれから20年も過ぎて

大きな病気もせず大好きなドラムと

大切な生徒さんや音楽仲間や多くの人たちに応援されて

毎日元気で暮らしている

今はマラソンをすることもなくなったが

寝坊をしては急発進で出かけていく

大人になってもまだまだ心配が絶えないなー



今も私はずーっと旗を振り続けている





どっちが本当?

2013-12-03 22:14:51 | Weblog
今日はKさんの手話通訳で壬生の大学病院に行った

診察が終わり会計を済ませ薬を処方された後の雑談で

「そういえばみー子はどうした?Sさんは元気でいるの?と質問があった

みー子は我が家に来て12年たぶん22歳になっていたと思うが

ある日突然いなくなり帰ってこなかったことを伝えた


(初めて読んでくださった人に説明します

みー子はSさんが11年位飼っていた雌猫です

脳性まひで動けなくなったSさんの唯一の家族だったが

60歳をきっかけに新しくできた施設に入所するため

支援員だった私が預かって我が家の飼いネコになりました

人の話がよくわかり わがままも言わず我が家の猫たちとも仲良くしてくれて

手がかからない利口な猫だったけれど

高齢になり腎臓機能が低下し点滴しながら暮らしていた

或る日 もういいよと言わんばかりに 静かに姿を消してしまった

Sさんには未だ伝えていない)


Kさんに Sさんに会いたい?行ってみようか?と言うと

「でもね 私は家族同様に付き合ってきて尽くしていたつもりなんだけど

何にも言わずに施設に入ってしまった せめて お世話様とかありがとうとか・・・

挨拶が欲しかった 仲間にも同じようだったのでみんな怒っているのよね」

と不満の気持ちがわき出てしまった


「そうなんだ 心配する気持ちと 頭にきている気持ちが二つあるんだね

どちらも本当の気持ちなんだね でもさ 二つの気持ちは本当だけど

もし自分がSさんだったらどうだろう 動けなくなって身寄りもなく

施設に入る決断を胸を張って言えるほど強くはなれないと思うよね 別れもつらかったと思うんだよね」

と話をした


障害を持ちながらも 誰にも負けたくないと

足を引きずりながらクラッチを持ちさっそうと歩いていたSさん

小指一本しか動かなくなっても泣き言を言わなかったSさんの気持ちは

どんなだったのか

仲間に黙っていなくなりたかったその胸の内はどんなだったのか

察するに余りある・・・


もし会いたくなったら一緒に行こうね この前行った時

ベッドからむくんだ足が二本でていて眠っていた姿が痛々しくて

声をかけずに帰ってきてしまったことも気にかかっている

どうしているのか もういなくなってしまったのか怖くて聞けないんだと

私の気持ちを伝えた


生きていればこその腹立ちや苦しみもあるが

生きていなければ喜びも愛おしさも味わえず

だからこそ 許したり 受け入れたりもできる今だから

スポンジのように吸い取ってあげたいと思う

縁ある人だから どの人も大切にしたいと思う

本当は心配でたまらないkさんの優しい気持ちも

引き出してあげたいと思う

人間だもの・・・