難しい漢字が並んでいる法律があるんだと思った
昔も今も生活が苦しい時は 藁にもすがる思いで
いろんな方法を考えお金を作る
大抵の場合 楽に手に入る方法を選ぶ
私が子供のころのこと
父は戦災で理髪業を廃業し縁があって電力会社に就職したものの
十二指腸潰瘍を患い退職した後
さまざまな職業を体験することになった
もともと散髪行で職人気質 まして江戸っ子なので
生活に計画性も薄く
宵越しのお金は持たないことを美徳にしていたのだから
暮らしを守る母の苦労は半端ではなかった
五人の子供を抱え
内職で生計を立て なりふり構う暇もなく働いていた
洗濯機も炊飯器もなく 水の確保は八軒共同の井戸だったし
週1回の銭湯の終い湯に入るのが唯一
母の楽しみだったに違いない
しかし何年か経ち
小学校の同窓会で
あの頃の自分たちの思い出を語り合った時
大なり小なり みんな苦しかったと聞き
終戦後はみんなそうやって乗り越えてきたんだなーと
納得したものだった
そして自分の家族が出来て
子供にはおなかいっぱい白いご飯を食べさせたいと
不自由はさせたくないと
娘は自分の家から 嫁に出したいと
夫もがむしゃらに働いてくれた
家のことはほとんど私が一人で やってきた
母子家庭のような毎日だったが
何とか自宅を手に入れ 希望は一つずつかなえていった
昭和62年 夫の左耳に真珠性中耳炎が見つかり
もう少しで髄膜炎に入る寸前に発見され
手術で命は助けられた
3か月の入院中 3人の子供の学費 住宅ローンなど支払いは迫り
かなり緊迫した時期があった
お金だけは借りたくないと頑張ってここまで来たが
今回だけは・・・と実家に電話をかけた
「もしもし こんにちは」と言葉を出した
「どうした?何かあったのか?」と父が言った
「なんで?」と聞き返すと
「お父ちゃんはな お前の寝息一つも忘れていない
普通ではないことくらい分かるよ 最近いくら電話しても
誰も出ないし どうしているかと心配していたんだよ。」と・・・
結局無心は出来ず 夫が3か月も入院していることや
子供たちが元気でいることなどを伝え
電話に出られなかったのは 病院へ毎日通っていたからだと
心配掛けるから 誰にも連絡しなかったし
している暇もなかったことを詫びた
子供のころから母がお金に苦労しているところを見ていたし
母の着物から 私の腕時計まで すべてお金に換えて
ばくちで貧乏を立て直すぞと
間違った努力の結果
自宅も高利貸しの担保になり・・・・
と言う状況の中で お金を借りることの恐ろしさは
身にしみていたので
たとえ一円でも親や兄弟からも借りてはいけない
ことを魂の奥深く言い聞かせて ここまで頑張ってきた
が、最近ではカードで簡単に借りる方法があり
借りれば返すことの責任の重みが 分からなくなりつつある
楽あれば 苦ありだから
借りる前に もう一度生活の見直しをして見れば
まだまだ倹約や 節約ができることが沢山ある
更に その節約などの工夫が楽しくなってくると
貧乏神が居なくなる(笑って暮らすと貧乏神の居場所がなくなる)
お金を使わず 心を使って
乗り切る努力をしてほしい
苦あれば 楽あり なのだから・・・
今日の日記は長々と書きこんでしまいました
ローン地獄に落ちないように
日々の暮らしを頑張りましょう!
昔も今も生活が苦しい時は 藁にもすがる思いで
いろんな方法を考えお金を作る
大抵の場合 楽に手に入る方法を選ぶ
私が子供のころのこと
父は戦災で理髪業を廃業し縁があって電力会社に就職したものの
十二指腸潰瘍を患い退職した後
さまざまな職業を体験することになった
もともと散髪行で職人気質 まして江戸っ子なので
生活に計画性も薄く
宵越しのお金は持たないことを美徳にしていたのだから
暮らしを守る母の苦労は半端ではなかった
五人の子供を抱え
内職で生計を立て なりふり構う暇もなく働いていた
洗濯機も炊飯器もなく 水の確保は八軒共同の井戸だったし
週1回の銭湯の終い湯に入るのが唯一
母の楽しみだったに違いない
しかし何年か経ち
小学校の同窓会で
あの頃の自分たちの思い出を語り合った時
大なり小なり みんな苦しかったと聞き
終戦後はみんなそうやって乗り越えてきたんだなーと
納得したものだった
そして自分の家族が出来て
子供にはおなかいっぱい白いご飯を食べさせたいと
不自由はさせたくないと
娘は自分の家から 嫁に出したいと
夫もがむしゃらに働いてくれた
家のことはほとんど私が一人で やってきた
母子家庭のような毎日だったが
何とか自宅を手に入れ 希望は一つずつかなえていった
昭和62年 夫の左耳に真珠性中耳炎が見つかり
もう少しで髄膜炎に入る寸前に発見され
手術で命は助けられた
3か月の入院中 3人の子供の学費 住宅ローンなど支払いは迫り
かなり緊迫した時期があった
お金だけは借りたくないと頑張ってここまで来たが
今回だけは・・・と実家に電話をかけた
「もしもし こんにちは」と言葉を出した
「どうした?何かあったのか?」と父が言った
「なんで?」と聞き返すと
「お父ちゃんはな お前の寝息一つも忘れていない
普通ではないことくらい分かるよ 最近いくら電話しても
誰も出ないし どうしているかと心配していたんだよ。」と・・・
結局無心は出来ず 夫が3か月も入院していることや
子供たちが元気でいることなどを伝え
電話に出られなかったのは 病院へ毎日通っていたからだと
心配掛けるから 誰にも連絡しなかったし
している暇もなかったことを詫びた
子供のころから母がお金に苦労しているところを見ていたし
母の着物から 私の腕時計まで すべてお金に換えて
ばくちで貧乏を立て直すぞと
間違った努力の結果
自宅も高利貸しの担保になり・・・・
と言う状況の中で お金を借りることの恐ろしさは
身にしみていたので
たとえ一円でも親や兄弟からも借りてはいけない
ことを魂の奥深く言い聞かせて ここまで頑張ってきた
が、最近ではカードで簡単に借りる方法があり
借りれば返すことの責任の重みが 分からなくなりつつある
楽あれば 苦ありだから
借りる前に もう一度生活の見直しをして見れば
まだまだ倹約や 節約ができることが沢山ある
更に その節約などの工夫が楽しくなってくると
貧乏神が居なくなる(笑って暮らすと貧乏神の居場所がなくなる)
お金を使わず 心を使って
乗り切る努力をしてほしい
苦あれば 楽あり なのだから・・・
今日の日記は長々と書きこんでしまいました
ローン地獄に落ちないように
日々の暮らしを頑張りましょう!
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