「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

「一般病棟での入院」②

2006-07-11 | 入院生活
6月22日(木)

みゆと自宅へ戻ったのは、深夜3時くらいになっていました。
点滴も効いて、ゆっくり休めたらいいと、私もそばで眠りました。

朝方、やはり、激痛・嘔吐を繰り返すのです。
とても、苦しそうです。

4月に仙台へ旅行に行った時も、同じように苦しんだ事がありました。
一晩中、お腹をさすってあげて、あまりに苦しむので、
救急車を呼ぼうかと思ったくらいです。

今回の痛みも、その時と似ているし、やはり、大きな病院で検査をして貰おう、
そう思って、また、みゆを市民病院へ連れて行きました。

痛さで歩けないみゆを車椅子に乗せました。

風邪が流行っていたので、小児科は咳き込んでいたり、
熱が上がって苦しんでる小さい子供がたくさんいました。

1時間ほど待って、診察をして頂きました。
小児科の先生はとても優しそうな方で、昨夜の状況から説明して、
みゆのお腹を押してみていました。

「腸炎は間違いないとは思いますよ。尿検査と、レントゲンを取りましょう」

結果は、『腸炎』
即、入院になりました。

レントゲンを見ながら
「盲腸の可能性もあるようです。CT検査も年の為、やりましょう」

みゆはCT検査は初めてです。
少し怖がっていましたが、看護師さんから、
「大丈夫だよ」と、言われて、安心したようです。

検査は数分で終わりました。

入院手続きはあれこれ、忙しかったです。
私が手続きしてる間、看護師さんが不安のないように、
ずっとみゆに付き添ってくれました。

ナースステーションで、みゆの病歴の説明など説明しました。

その時の看護師さんから

「みゆさん自身がお母さんと一緒が一番気持ちが安定するのであれば、
24時間お母さんに付き添いをお願いしたいです。
正直、私達スタッフも、どう対処したらいいのか、不安があります。」

みゆの病気で、そう断言されて・・・・。
少し、涙が出てしました。
大部屋だし、他の患者さんのご迷惑になっては・・・。
特に、入院してるのは、幼児ばかりです。
それには、みんなお母さん方が24時間付き添っています。
私も、そうしないと、いけないのか!
そう、自分に納得させて、しばらく、会社を休んで、みゆに付き添う覚悟をしました。

6人部屋です。
小さい子ばかりで、吸入したり、点滴したり、泣かない子はいません。
みゆはこの状況に耐える事が出来るのか?
お腹も痛く、精神面で不安定になるのでは?

本当に、不安ばかり頭をよぎりました。

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