「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

この先の未来は・・・。

2011-07-08 | 母の思い
毎日、暑い日が続いていますね。
みなさん、体調など、崩していませんか?

青森でも、数日、真夏日を経験して、夏日も続いております。
私が小さい頃、夏日も、まして真夏日って未経験の世界です。
きっと、これだけ、温暖化が進んでいるんだと実感しています。
そう思えば、昔の方が雪が多かったと思います。

実は、みゆ自身に少し変化がありました。

去年から実習は経験していましたが、その実習の度に、
「みゆは、本当にやれるのかな?」と、不安は持っていたようです。

また、学校で学んだ事が、現場では違っていたり、スキルを試されたり・・・。
一番の悩みが、その担当者さんによって、違う指示をされる事。
きっと、この病気がないと、臨機応変に対応もできるんだろうとは思いますが、
そんな場面は、みゆには一番苦手な事。

もう、来春には卒業を迎えるので、学校では、卒業後の進路の話が出ています。
ほとんどのクラスメートが、介護施設への就職を希望。
みゆも、友達の前では、話を合わせていたようでしたが、本心は違ったようです。

私や家族も、みゆに介護職ができるのか、とても不安ではあります。
短大を卒業する事で、学んだ事は決して無駄にはならないとは思います。
介護とは別の、図書館や、病院の受付など、親ばかとお思いでしょうが、
みゆの病気を理解してもらえるように、祖父に就職先を相談はしていました。

みゆには、その事は伝えています。
みゆも実習を経験して、自分には、難しいとは、感じていました。

ところが、先週、二ヶ月に一度の、精神病院の定期通院の後、知り合いのところへ寄ったところ、
その友人に、進路の相談を始めたのです。
おそらく、私より、その友人の方が言いやすかったんでしょうね。

みゆは、2年になって、本格的に「心理学」の授業を受けました。
みゆの短大には、地元で有名な心理学の教授がいます。
市内の小中校で、講演をよくしています。
その授業を受けて、「心理学」に興味を持ったようです。

「もっと、心理学について勉強したい」・・・・これが、みゆの正直な気持ちだそうです。


私も実際、就職が無理ならば、パソコンスクールにでも通わせようとは思っていました。
何か、その日を過ごす、カリキュラムを作ってあげないと、目的もなく、1日が終わってしまいます。

みゆから、もっと勉強したい・・・そんな言葉が出るとは考えもしませんでしたが、
「心理学」と、明確な目的が出てから、パソコンで調べたり、進路の事で、チューター(担任)に相談したり、
みゆ自身で動いています。

来春の卒業を目指して、今まで通り、勉強・実習は続けていますから、
4年大学への編入になるのか、通信制の大学で学んでいくのか、これから、また、学校とも相談しながら進んでいきます。

養護学校の時より、確実に成長しています。
自分の未来を自分で考えて、動いています。
経験が、まだまだ未熟なので、また、未来は変わるかもしれません。

就活の厳しさから、逃げただけかも知れませんが、みゆがそれを望むのなら、叶えてあげたいと思います。

※コメントを頂き、大勢のみなさんにブログを見て頂き、本当に感謝申し上げます。
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