『桜切るばか 梅切らぬばか』
のことわざから取った映画タイトルとなります。
あまり馴染みが無かったので、意味を調べてみると、
桜の花は枝が細かく分かれた更にその先に咲き、主に枝の先端に花芽が多く付きやすいため、
一度剪定して新たに伸びた枝の途中には花が咲かず、
一方、梅は伸びた枝全体に枝から直接花が咲くため、
小枝を刈り込んで新しい枝を伸ばした方がそこにも多くの花が咲いてくれることから、
桜は古い枝を大切にしていないと全く花が咲かず、桜切る馬鹿。
梅は古い枝はすぐに枯れてしまうので、
積極的に剪定し新しい枝を伸ばした方が良いので梅切らぬ馬鹿、となる戒めだそうです。
この映画に当て嵌めると、人それぞれの育て方、生き方があるということ
まさに、梅切らぬバカ。
道路にはみ出て人の往来を邪魔している、庭にある一本梅がとても象徴的ですw
『梅切らぬバカ』本予告
やっぱり、邦画は面白い。
ネタばれになるので、ストーリーは申しませんが、
寒い季節、心がほっこりと温まり、
しばらく会っていない家族にも会いたくなるような、そんな映画です。