山中湖での散策を終え、本栖湖へ向かおうとした際にチョットしたミステイクが・・・。
時間貸し駐車場の代金を精算しようと財布を確認すると、小銭なし、1万円札と5千円札のみ。
あらら、出庫できません。
千円札があるものと思い込んでいました。
施設の営業時間まで、大人しく車の中で地元の朝の情報番組を見ながら過ごすことといたしました。
すべてがその場任せの気楽なドライブですので、少しも慌てることはありません。
小一時間を過ごし、いざ本栖湖へ。
実は、今回の富士五湖めぐりの一番の目的は本栖湖でした。
理由は、これ!
本栖湖からの景色だそうです。
実際の景色はどんなだろう?
この好奇心だけで富士山まで来たようなものです。
これもネットで仕入れた情報でしたが、
カーナビと車とスマホがあれば日本中どこへでも楽しんで旅行ができます。
いつかは、日本中を車でのんびりと放浪したいと考えています。
本栖湖に到着し、千円札の景色は登山道を30分ほど登った展望台からの景色ということで、
誰もいない登山道へと分け入りました。
登山道となっていましたが、落ち葉で道が良く分かりません。
途中にある道標だけが頼りです。
道標を探しながら、本当にこの道でよいのか不安との戦いです。
登山で何故?人は遭難するのかなと思っていましたが、
どこが道なのかの区別がつかない状態で仮に日が暮れたら・・・
十中八九、遭難してしまうことでしょう。
身を以って理解できました。
悪戦苦闘しながら到着した展望台でしたが相変わらず富士山は顔をかくしたまま・・・
、
逆さ富士も眺めることはできませんでした。
苦労して登ってきたのですが、ここは素直に諦め下山いたしました。
登山は登りも大変ですが、下りも大変。
落ち葉で滑り落ちないよう、慎重に下山いたしました。
ようやく湖畔に辿り着いた頃に、富士山が本日、初めて顔を出してくれました。
悔しさもありますが、それよりもその美しさに改めて感動いたしました。
湖畔ではありますが、千円札とまったく同じ構図です。
本栖湖へ来た甲斐がありました。
実際に間近に見ることが出できて感慨無量です。
さあ、この次は精進湖へ車を進めましょう!
精進湖からの景色はどんな景色だろう。
気持ちだけは逸りますが、安全運転で精進湖へと向かいました。
【つづく】
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