先日、私がこよなく愛するロックンロールバンド“ロールスロイズ”のドラマー、カツ☆ハヤシ君(前途有望なドラマーで、将来は日本で指折りのドラマーになることでしょう。)が結婚をいたしました。
新郎新婦とも関西の出身で今月の17日に京都の岩屋神社において結婚式を挙げましたが、陽の目を見る前のミュージシャン仲間たちは時間もお金も無く、当然ながら京都までは駆けつけられません。
ということで、ミュージシャン仲間で『東京結婚式』と銘打って吉祥寺・ブラック&ブルーというライブハウスにて手作りの結婚式を行いました。今回、その結婚式で神父という大役を仰せつかりました。私自身、キリスト教の信仰者では無く、真言宗の檀家ですが、イエス・キリストの前に誓いをたてる訳ではなく、ロックンロールの神に誓いをたてるというコンセプトで結婚式を行わせていただきました。
当日は、有志バンド競演による祝福のライブが終了した後に、いよいよメーンイベントの結婚式でした。
自分の経験上、結婚式とは、結婚する当人よりも結婚式を支える周りの世話人の方が、緊張したりするものです。観客の数も、いつもの倍は入っており、ライブハウスから溢れる程でした。その熱気に多少緊張はいたしましたが、無事、大役を果たすことが出来ました。
まあ、合格点ギリギリの点数は貰えたのではないでしょうか? でも、またの機会があったら、もっと会場を沸かすことの出来る神父を演じてみたい、という思いが沸々と湧き上がって来ました。
しかし、若い二人の新たな旅立ちを、これ程強く願う気持ちになるのも、年齢がそうさせるのでしょうか。巣立ちを見守る親鳥のように、いつまでも二人の幸せを見守って行きたいと思います。
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