※本文と写真は関係ございません。
お昼のテレビで、先日、東京都内で8つの病院に救急搬送を断られた妊婦さんが出産後に脳内出血で亡くなられた問題で、ご主人の記者会見の様子が流れていました。
たいへんお気の毒で、突然のことに混乱しているようでしたが、落ち着いた口調でその時の様子も語られていました。特に印象に残ったのは、『誰も訴えるつもりはありません。現在、子供が病院(最初に搬送を断った病院)にお世話になっており、先生も看護師の方たちも本当に良くしてくれています。』との感謝の言葉でした。さらに、同病院の当直医についても『傷ついて辞めるようなことになったら意味がないので、絶対辞めないで欲しい。』と当直医の方にも気遣い、『これからも社会に貢献して欲しい。』との温かい言葉までありました。
思わず、目頭が熱くなる思いでした。最愛の妻を亡くし、もう少し早くどこかの病院が受け入れてさえくれれば助かったかもしれないとの思いはある筈です。その無念さを誰にぶつけることなく、『誰も責める気はありません。』という穏やかな心での訴えは多くの人の心を動かすものだと思います。医師不足は絶対数の不足ではなく、産婦人科や小児科などの労働に対して報酬が伴わない診療科目に限られるとも聞いたことがあります。国も東京都も責任の擦り合いなどせず、協力して二度とこのような不幸なことが起こらないような医療システムを確立して欲しいと思います。
今回、お亡くなりになった奥様のご冥福を祈りつつ、より良い医療がどの地域でも受けられるような社会が構築されることを願わずにはいられません。
www.miyokawa.jp
お昼のテレビで、先日、東京都内で8つの病院に救急搬送を断られた妊婦さんが出産後に脳内出血で亡くなられた問題で、ご主人の記者会見の様子が流れていました。
たいへんお気の毒で、突然のことに混乱しているようでしたが、落ち着いた口調でその時の様子も語られていました。特に印象に残ったのは、『誰も訴えるつもりはありません。現在、子供が病院(最初に搬送を断った病院)にお世話になっており、先生も看護師の方たちも本当に良くしてくれています。』との感謝の言葉でした。さらに、同病院の当直医についても『傷ついて辞めるようなことになったら意味がないので、絶対辞めないで欲しい。』と当直医の方にも気遣い、『これからも社会に貢献して欲しい。』との温かい言葉までありました。
思わず、目頭が熱くなる思いでした。最愛の妻を亡くし、もう少し早くどこかの病院が受け入れてさえくれれば助かったかもしれないとの思いはある筈です。その無念さを誰にぶつけることなく、『誰も責める気はありません。』という穏やかな心での訴えは多くの人の心を動かすものだと思います。医師不足は絶対数の不足ではなく、産婦人科や小児科などの労働に対して報酬が伴わない診療科目に限られるとも聞いたことがあります。国も東京都も責任の擦り合いなどせず、協力して二度とこのような不幸なことが起こらないような医療システムを確立して欲しいと思います。
今回、お亡くなりになった奥様のご冥福を祈りつつ、より良い医療がどの地域でも受けられるような社会が構築されることを願わずにはいられません。
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