谷津・津田沼 地元で54年!不動産会社の社員日記

お客様に必要とされる会社を目指し、毎日、仕事に励む個性豊かな面々による社員日記です。

漬物(つけもん)ステーキ

2006年09月25日 | ムラタ

先日、友人仲間で話をしていて、飛騨高山出身の友人に

『飛騨高山の美味しいものは何?』って聞いたら、
『高山ラーメンと漬物ステーキかな』だって。

思わず『漬物ステーキ!?冗談がお上手。えっ、冗談じゃない?』

こんなやり取りがあってからは、
『漬物ステーキ』なるもので頭がいっぱい。
一体その『漬物ステーキ』とは、どんな形状で、どんな味?

たずねてみると、白菜の浅漬けをで油で炒めて卵を入れ、
仕上げに鰹節をふりかけて出来あがり。
ごく簡単な料理とのこと。

飛騨高山に古くからある家庭料理の定番中の定番で、
昔から、どこの家庭でも親しまれ、
冬の保存食の白菜漬けを、単なる漬物としてではなく、惣菜として味付けをしなおし、
「おかず」にしてしまった、飛騨高山のお母さんたちの智恵だそうです。

出来映えを想像してみると、ちょっと美味しそう。
でも、何でステーキ?
ネーミングが理解できません。
例えばゴーヤチャンプルも作りかたは同じようだけど、
ゴーヤステーキとは言わないし…。

ますます、気になってしょうがありません。
よ~し。こうなったら、今度作ってみよう。

あっ、ちなみに卵はあまり熱を入れ過ぎず、半熟程度が美味しいそうです。

『オンライン古本屋』顛末記③

2006年09月18日 | ムラタ

今週は『オンライン古本屋』顛末記③をお届けします。

素人が商品として古本を安く仕入れる方法は?
みなさんの街の近くにも、『ブックオフ』があると思います。
最近では、パートで入社の主婦が社長になったことでも有名な、急成長を遂げている本のリサイクルショップです。このブックオフの価格設定は新書・新刊の類はおおよそ定価の半額、発行年の古い本は105円となっています。本の稀少性などは関係ありません。
この105円の本のコーナーから、売れそうな本を探し出すのです。

古本屋の商品ですので発行年が古いに越したことはありません。しかし、ここで重要なのは本の状態です。“なるべく新品に近いもの”これは鉄則です。“現品を確認できない”これはネットでの取引での最大の弱点なのです。それゆえに本の状態には一番気を使います。古本には見えない古本を探すのです。売れそうな本でも、状態の悪い本は仕入れません。でも、探せば結構あるものなのです。これはリピートのお客様を獲得する上で重要なファクターとなります。ネット取引の場合、取引の最中に何度かメールでのやり取りをしますが、商品が届いたときに『古本と思って注文したけれど、本が綺麗でびっくりしました。』などと感謝されると嬉しいものです。また、本には新刊で売りに出された際には大抵、『帯』がついています。私などは読むのに邪魔なので真っ先にゴミ箱行きでしたが、本の愛好家はこの帯を重要視するのです。商品の表示に『帯付き』と記するだけで注文の状況は明らかに違います。

また、売れそうな本といっても難しいのですが、選ぶ基準として『昔、こんな本あったな』より『こんな本あったんだ』と思い仕入れたものが良い結果だったような気がします。何よりも自分が好奇心を持って、読みたいと思う本を選ぶことです。
ただ、この仕入れの方法での欠点は、1つの店舗ではたくさんの商品が集まらないということです。根気よく、何店舗も廻ることが必要になってくるのです。
でも、商売としてではなく、趣味として捉えると楽しいものです。主に仕入れ(古本屋さんの専門用語で『せどり』と言います。)のときは、電車を利用するのですが、今まで降りたことのなかった駅を降りて、その街を歩くことは新鮮なものです。ちょっとした“ぶらり途中下車の旅”気分です。仕事柄、街を歩くといろいろな思いが巡り、新しい発見もあったりします。何より、普段の運動不足が解消されるのも嬉しいかぎりです。

仕入れが済んだら、いよいよ出品です。
この続きは次回以降で。

谷津サンプラザ商店街・プラザライブ

2006年09月11日 | ムラタ
今回は、オンライン古本屋顛末記をお休みして
9日(土)に催された『谷津サンプラザ商店街・プラザライブ』
の模様をお伝えします。



9月になっても残暑が続く毎日ですが、その日はどこよりも
谷津駅北口ロータリーは熱く、盛り上がってました。
チープな看板もご愛嬌!?



ライブと銘打っただけあって、
出演者はロックバンドにヒップホップ系。
なかでも、一押しは女性ボーカルのハードロックバンド。
洋楽のカバーとオリジナルに混じって演奏した、
演歌の名曲『石狩挽歌』のロックバージョンは秀逸でした。
思わず体が反応するほど、ノリノリでした。
ボーカルの女の子は、元々は演歌歌手のようで
歌声は実にパワフルで気持ちいい。



ヒップホップ系の女の子二人組みは、顔に似合わず大胆なダンスで目がテン。
いえいえ、ダンスにです。
ついつい、ピンクレディーを期待してしまうのは、オジサンの証拠?




MCも今風の二人で、商店街のイベントも時代の流れで変わってきたんだなぁ。
と、仕事の合間のライブ鑑賞でしたが、実に楽しかった。


でも、いろいろな楽しみがあって谷津って楽しいなァ。
ぜひ一度、谷津に足をお運び下さい。

『オンライン古本屋』顛末記②

2006年09月04日 | ムラタ


『オンライン古本屋』なるものに興味を抱き、開店することにしたものの、さあ何を売ったらいいか分らない。
どんな本が売れるんだろう?当然、本業ではなく遊び気分での開業だけど、どうせやるなら売れるに越したことはない。



今までの人生を振り返っても純文学なるものは、ほとんど読んだことがなく興味もなかった。
自分が分らないものを売っても仕方がないし、良し悪しも分らない。
これは本業の不動産業でも同様で、ご紹介する不動産を熟知してなければ、お客様に薦めることもできない。
基本は同じである。

どうせ売るなら、自分が好きなジャンルの本を売ろう。
自分の読みたい本を読んで、それをインターネットで売る。
好きな本が読めて、運が良ければお金になる。これこそ、一石二鳥である。
私は迷わず、『お笑い』関係の本を売ることを決めた。
古今東西、老若男女を問わず、お笑いはきっと誰にでも受け入れてもらえるだろう。
何より、私自身が好きだから。

お笑いといってもテリトリーは広く、落語・漫談・漫才・コントなどの寄席関係から、
テレビのバラエティー番組や、映画ではあるが渥美清が演じる寅さんなんかも、
私の中ではれっきとしたお笑いなのである。
特に昭和40年代、50年代はお笑いの宝庫であり、
クレージーキャッツ、コント55号、ザ・ドリフターズなどがテレビを席巻し、
大阪においてはラジオ番組『ヤングタウン』、通称ヤンタンから桂三枝、明石家さんまなどのスターも誕生した。
近年もお笑いブームで、ラーメンズにドランクドラゴンなどはお気に入りである。
そんなお笑いの文化は脈々と現在に受け継がれているのである。

そんな楽しい時代を過した私は懐かしさもあり、私が思うところの『お笑い』にまつわる古本を売ることにした。
そうだ、古本だけではなく、お笑いといえばやっぱり映像も見てみたい。
この際だ、ビデオも商品のラインアップに付け加えれば面白い。
構想は広がるばかりである。実に楽しい。
何せ、自分が店主だから独断と偏見に満ちた品揃えで構わない。
さあ、テーマは決まった。あとは商品を仕入れるだけだ。
少しの本は持ってるけど、本屋の品揃えとしてはあまりにも寂しい。

ここで注意をしなければいけないのが、あくまでも自分の所有物を売るということ。
すなわち、売り買いではなく、売るのみであること。
販売目的で、人から買った本を不特定多数の人に売ると業(ぎょう)と見なされ、古物商の登録が必要になる。
自分のために買った本を、不要になったのでフリーマーケットで売りました。
というところがミソである。



古本屋さんは古書店組合に加盟していて、古本の競り市で安く古本の仕入れをする事ができる。
だけど、素人が古本を安く仕入れる方法は?

以外にも、身近に安く仕入れる方法があるのです。
それは次回のお楽しみ。 

                つづく