先日、21歳の娘と話をしていて、急に
『お父さん、ショキバライって何?』って聞かれ、
何で?と聞き返すと
仕事場の人に『ショキバライ』があるから行かないかって誘われたとのこと。
娘は、その場で『ショキバライ』って何か尋ねたところ
飲み会のようなものとしか返答が無く、気になっていたらしい。
私自身も普段、日常で積極的に使う言葉ではないが意味は分かる。
まず、娘に『ショキバライ』の漢字『暑気払い』と意味を教えると、
『そうかー、そういう意味だったのか。』と笑っていた。
暑気払いの『暑気』をどうも学校での学級委員とか、
そういう類の『書記』と想像していたようだった。
なるほど、本来の意味に辿り着くはずもない。
恥ずかしながら、私自身も最近まで『悪びれる』の言葉の意味を間違って解釈していた。
例えて言うと、ニュースなどで
『彼は悪びれる様子も無く質問に答えていた。』などと表現したりする。
本来の意味は、おどおどしたり、恥ずかしがったりせずに質問に答える様子を伝えるものだが、私は勝手に、悪ぶらないとか、礼儀正しい態度で質問に答える様子を想像していた。
時として思い込みだけで、本来の意味を理解することなく、平気で使っている言葉もある。
年を重ねてくると、知っていて当たり前、今更人に聞けないこともたくさんある。
知らないことは恥ずべきことではないが、
そんな時そのまま受け流さず、悪びれずに対処していきたい。
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