ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

頑張れたのでございます

2018-03-31 22:29:20 | たてもの
随分と古い画像です。
だって観光案内所の看板が無いんだもの。



駅前の顔として営業して来た多田商店。
当時は暑寒別岳の登山案内所も兼ねていましたね。
列車を利用する人も多かったし、駅前はそこそこに賑わっていました。

夏の海水浴客が押し寄せていたのが懐かしい。
ワタクシ、子どもでしたから。

大人だったらどんな風に見えていたんだろう…。



この建物を観光案内所として活用し始めたのは2001年、平成13年のこと。
駅前の古い建物たちを北海道遺産に選定いただき、この地区を本格的に観光地化しようと取り組んだのでした。
でも、実際のところどのようにご案内すればいいのかと悩んだ時代でした。



とにかく自転車はあった方がいいかな。
そう思い1万円弱のを6台揃えたっけ。
車両は安くても保険にはちゃんと入らなきゃ。
日々注意しなければならないことが山積み。



でも頑張れたのでございます。

どうしてか…。



楽しかったのでしょうね。

きっと古いものが磨かれ始めるってことが。
そしてそんなモノたちが無造作に埋もれているんだもの。
いいぞ増毛、恐るべし。



なんて…、自画自賛してしまいます。

まあ自画自賛だから勝手でいいですよね。



雨漏り跡が無数に残る薄っぺらなベニヤ板。
それでも魅力を貼り付けた壁は賑やかでした。
ここに入るのを躊躇していた方々もたくさんいましたけどね。

入っていただけば「ほぉーっ。」という顔になられていましたもの。



そうそう、夏の暑い時にはアイスも取扱いました。
この冷凍庫はどこから譲り受けたんだっけ。
ちょうどここの雰囲気にもピッタリなレトロ感。



建物の角に填められたガラス。
この方が明るくて良かったのですがね。
大規模な改修をした時に、倒壊の恐れがあるってことで壁になってしまいました。



大きな予算も無く手探りの運営。
それでもここまで何とかやって来れました。

案内業務にも多くの人の力を借りて…。
ありがたいです。



自作のパンフレット置き場。
これを処分したのは2年くらい前でしょうか。

当時は予算も無かったし、お手製のものしか用意出来ませんでした。
それも何だか懐かしい。

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