こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

宮城県石巻被災地支援の体験記  その3 

2011年07月20日 | 議会
久々に、夜の散歩。

台風の影響で月も星もないけど、

風と霧雨が、ばたばたしていた心を引き締めてくれる。

さて、先日の被災地ボランティアのその3を。


夜は、石巻から1時間近く離れた民家が宿泊所に。

途中の田園風景と夕焼けに美しさが、その日にみた被災地とのギャップに、まばゆく感じました。


広々とした田舎の家で、縁側もあって、小さい時に行った祖父母の家を思いだして、懐かしいにおいがした。

次の日は、朝7時には家を出て、8時過ぎに救援センターへ。行ってきますの顔。

まずは、救援物資の中から、お米や野菜をビニール袋に仕分けしました。実は避難所以外の仮設住宅などには、一切、行政からの支援物資は届かないのです。なので、ボランティアで、集まった物資を届けます。

そして、午前中は足立区の市議団と一緒に、7月にできたばかりの仮設住宅聞き取りに行きました

石巻市外にある公園のとなりに設置された仮設住宅130件ほどありましたが、その2割しか入居していませんでした。

さまざまな話を伺えました。が、共通しているのは、今後の不安です。

2年後には出なければならない。家も車もすべて流され、そして、職場も流された人、新築の家を流され、ローンだけ残った人、食べ物を買うにも、車がないと手に入らないような場所なので、せめて、移動販売所を作ってほしいと訴えていました。ほとんどは、玄関先でのお話でしたが、どの方も、気持ちよく対応して話してくださいます。
時には、狭いですけど、どうぞと家に上がらせてくださり、扇風機を私たちに向けて下さる方もいました。この方は、まだすべてをなくしたこの大震災を夢のように感じてしますとおっしゃていました。それほど、きつい、悲しくつらい、創造を絶する体験をされてきたのだと思うと、その前で、何の言葉もかけられない・・・ただ聞くだけです。
足立区市議段団との経験交流そしているところです。

仮設住宅を作って、抽選で当たった人に入るようにするのはよいけれども、その後のことは何の援助もされていない実態があります。

まだまだ課題は山積みで、政治は、もっと被災された方々の声をしっかりと捉えていくべきだし、
私たちもできることをしっかり冷静に考え、行動していかねばと思いました。



今夜はこのくらいで・・・












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