ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

錦秋の候にタンガなし

2019-11-06 21:20:27 | サンバ2019
4日の振替休日は家でゴロゴロする予定だったのですが、国分寺のP-RAZILのサンバが気になりました。
P-RAZILはあまりなじみのないチームで、三軒茶屋のサンバフェスティバルでの出演が有名です。
あとは10月の雑居まつりで、こちらは一度拝見したことがあります。
いずれにしてもマイナー感は否めませんが、そこは「行かぬ後悔より行く後悔」で、結局家を出ました。
会場は西国分寺駅から南に数分行った「都立武蔵国分寺公園」、イベント名は「国分寺まつり」です。
初めて行く会場は心地いい緊張感があります。行く方角は間違っていませんでしたが、武蔵野線が邪魔をして向こう側に渡れず、結果的に大回りをしてしまいました。
現地に着いたのは12時40分ごろ。小ステージでは高校生の吹奏楽が始まりそうでしたが、まずは公園の全貌を確認しなければいけません。公園内はものすごい賑わいで、広大な芝生にビニールシートを敷いている家族が多数。その前方に大ステージがありました。でもP-RAZILはここには出ず、パレードのみです。
彼方でかすかにスルドの音が聞こえ、その音のもとに行ってみると、バテリアが演奏していました。子供たち相手のサンバ教室です。
私はその場を離れ、再びあたりを散策します。公園図を見ると綺麗な円になっていて、この外周をサンバが一周するのでしょう。
大ステージでは子供たちのチアが始まりました。私もチアは好きなほうですが、高校生以上でないと撮る気がしません。
チアの次はストリートダンス、その次はハワイアンダンスで、これもこうしたイベントでは定番です。











その間も私はP-RAZILを注視していましたが、気が付いたら彼らがいませんでした。
私は外周道路に出て、やっと彼らを見つけました。意外にもサンバカメコも多くいて、あんたらも好きだネー、というところです。
しかし注目のタンガダンサーはゼロ! メインダンサーはひとりで、あとは真っ赤な衣装のダンサーが3人、ほかにダンサーがひとりいるだけでした。
サンバカメコがタンガを撮れなければ、意味がありません。わざわざ西国分寺まで来て、アホか……。
スタートしました。私は意気が上がりませんでしたが、ほかのカメコは夢中で撮影しています。私もそれにつられて、何となく撮影を開始してしまいました。
もっとも、タンガダンサーがいないと思うから萎えるのであって、無料の撮影会だと思えば、多少は気合が入ります。蕨と違って移動も容易なので、先回りして撮影します。昔はこのスタイルが定番で、久々にこの感触を思い出しました。
ダンサーも、赤衣装の3人組は若そうで、はじける踊りがなかなかよろしい。観客も予想以上に多くなって、これはこれでひとつの完成形でしょう。











































チームは一周してスタート地点に戻り、ここで最後の演舞をして終了となりました。やはりパレードは、締めの踊りが必要です。

帰りは最短距離で駅に行くつもりだったのですが、やはり道に迷ったようで、やっと着いたその駅は、なんと国分寺でした。
コメント
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