みやっちBlog

ライター「宮下アツシ」の頭の中をlogする「みやっちBlog」

アスベスト、交通量が多い幹線道路沿いの住人は大丈夫?

2005年07月15日 22時53分54秒 | 政治・社会
 たしか、中学生の頃に教師のチョークの粉による粉塵被害が社会問題になってまもなく、アスベストの健康被害が騒がれるようになり、学校のアルコールランプの網が石綿で無くなり、学校の校舎にはアスベストは使われなくなるという話を聞いた記憶がある。あれから30年近く、てっきり世の中ではアスベストが使われなくなっているのかと思ったら、つい最近やっと使用禁止が法制化されたとか。

 いったい国は何をやってたんでしょうねぇ、結局アスベストを扱い業界団体との関係で禁止できなかったってことなんでしょう。

 その間、自動車業界の中でも直接アスベストと関わりがあるブレーキパッドとクラッチディスクを扱う企業では、自主的にアスベストに代わる素材を見つけ出して平成10年ぐらいまでにはほとんどの会社が市販車用パッドは全面アスベストフリー化を成し遂げている。
 とはいえ、昭和の時代はもちろん平成の頭頃まではブレーキパッドといえば素材はアスベストが常識。自動車のブレーキをかけるとブレーキディスクとブレーキパッドが削れて鉄粉とブレーキダストが舞い散る。もちろん、そのブレーキダストの中にはアスベストが含まれている。
 そう、自動車による公害で排気ガスやディーゼルの粉塵が原因だとされた肺の病気の中に、実はアスベストが原因だったものもかなりあるのではないかと思うのだが。
 とはいえ、ブレーキパッドの粉の中に存在するアスベストがどのような形態をとっているのかわからないので、うかつにものは言えないのだが。



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