ホンダが農水省のソフトエタノール開発支援事業に公募か

ホンダがフィットにハイブリッドを搭載する計画であることを発表したが、環境性能に意欲的に取り組む企業として、プリウスをはじめとするハイブリッド車が大きな役割を果たしているトヨタに対して、ホンダはどのような戦略を持っているのだろうか。 ホンダ　ハイブリッド「フィット」投入　１０年代前半に（yahoo!ニュース　5月22日10時27分配信 毎日新聞） ＝＝＝　備忘録（引用）＝＝＝ 　ホンダは２１日 . . . 本文を読む

稲わらからのエタノール生産を農水省が後押し

現在、農水省が稲わらから作るエタノールに関する技術確立事業（ソフトセルロース利活用技術確立事業（ソフトセルロース利活用モデル事業））を公募中だ。 公募は2008年4月30日に始まり、締め切りは2008年6月13日で、これに先立ち全国９地区での「食料と競合しない日本型バイオ燃料生産拡大対策に向けての対話集会」と「公募に係る説明会」が実施され、農水省によれば各地区における集会にはそれぞれ約200名ず . . . 本文を読む

資源作物の増産を休耕地で、と企業担当者らの会合で

バイオマス関連で気になったニュースがあったので、とりあえずスクラップしときます。 原料の農作物 生産体制強化を（NHKニュース　9月11日 23時14分） ＝＝＝　備忘録（引用）＝＝＝ 「さとうきび」や「とうもろこし」などを原料に自動車の燃料などを作るバイオマス・エネルギーをめぐっては、各国で本格的な実用化に向けた取り組みが始まっています。このバイオマス・エネルギーの課題について企業の担当者 . . . 本文を読む

森林から資源作物への置換は温室効果ガス削減には繋がらない？

エネルギー作物のプランテーションで森林を大規模に伐採したのでは、かえって二酸化炭素の吸収量が減ってしまうのではという懸念について何度か過去のエントリーで触れてきたが、再生可能なエネルギー、いわゆるバイオ燃料の製造と利用を推進しようという方向へ、昨年頭の一般教書演説でブッシュ大統領が表明したことから大きく舵を切ったかに見えたアメリカで、バイオ燃料より植林を行うほうが温室効果ガス削減に効果が高いとの研 . . . 本文を読む

南米はバイオマスでゴールドラッシュ？

再生可能エネルギーへの期待の高さとは裏腹に、穀物メジャーをはじめ大手金融機関などが南米を食い物にしてエネルギーや飼料用の大豆を作りまくっているという。 エコブームで注目される「大豆エネルギー」の暗黒面（yahoo!ニュース　8月16日13時10分配信 COURRiER Japon + hitomedia） ＝＝＝　備忘録（引用）＝＝＝ パラグアイの東部はかつて豊かな密林で覆われていた。だがい . . . 本文を読む

原油価格の高止まり傾向が後押しか、経産省がバイオ燃料利用拡大策要望へ

すでに先のエントリーで触れたが、農林水産省とバイオマス由来のエタノール燃料の利用促進で主導権争いをしている経済産業省だが、環境省と農水省と共にバイオ燃料への優遇税制導入を要望していく、その具体的な数値が明らかになった。 バイオ燃料に優遇税制＝温暖化対策で普及促進－経産省要望へ（yahoo!ニュース　8月14日19時1分配信 時事通信） ＝＝＝　備忘録（引用）＝＝＝ 　経済産業省は14日、サト . . . 本文を読む

ノリタケがバイオエタノール製造用澱粉糖化システムの販売を8月下旬より開始

名古屋市に本社を置く株式会社ノリタケカンパニーリミテドが、バイオエタノールの製造過程における澱粉を糖化するシステムを8月下旬より販売するという。 バイオエタノール製造用澱粉糖化システムの販売（株式会社ノリタケカンパニーリミテド　2007.8.8） ＝＝＝＝　引用　＝＝＝＝ 　株式会社ノリタケカンパニーリミテド（社長：赤羽 昇、本社：名古屋市西区則武新町三丁目1-36）は、8 月下旬よりバイオ . . . 本文を読む

カンボジアでジャトロファからBDF

低木利用バイオ燃料　日本企業　カンボジアで事業家へ（産経新聞　2007年7月1日） ＝＝＝　備忘録（引用）＝＝＝ バイオ燃料の原料になる低木「ジャトロファ」の大規模生産を、日本企業がカンボジアで開始する。燃料精製も行い、2010年から半分を現地の発電用として利用、残りを日本や欧州に輸出する。 (中略） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 続きを読む前にポチっとよろしく 記事によれば、ジャトロファの実 . . . 本文を読む

新庄市が財政難から生ごみ堆肥化を延期

ソルゴー（ソルガム）からのエタノール精製を行おうと実証実験を続けている新庄市だが、同時に行ってきた間伐材等のチップを50%混ぜて良質の堆肥を作る生ごみの堆肥化事業を市内全世帯で行おうとしていた矢先に、延期の決断をせざるをえなくなったという。 「生ごみ堆肥化」延期　新庄市、財政再建を最優先（yahoo!ニュース　2月14日7時1分配信 河北新報） ＝＝＝＝　引用　＝＝＝＝ 　山形県新庄市は市内全世 . . . 本文を読む

燃料供給を企業の独占にしたいとの思惑か

地方自治体や民間の団体、法人の間で広がっている菜の花プロジェクトの中心となっている廃食用油をエステル化してディーゼル用燃料としたBDFから、企業を中心として食用油を「水素化処理」して作るBDHへバイオディーゼル燃料のシフトが行われようとしているようだ。 第２世代バイオディーゼル燃料　来年度中、都バスに試験導入（yahoo!ニュース　2月7日8時33分配信 フジサンケイ　ビジネスアイ） ＝＝＝＝　 . . . 本文を読む

バイオエタノール混合燃料普及のため経産省が減免措置を検討

石油業界が、バイオエタノールを混合したガソリンを作るためにガソリンを供給することはできないとしたことで暗礁に乗り上げているバイオエタノール混合ガソリンだが、経済産業省がガソリン税の減免措置を検討するという。 バイオ燃料普及へ新法検討＝ガソリン税の減免措置など－経産省（yahoo!ニュース　1月24日13時1分配信 時事通信） ＝＝＝＝　引用　＝＝＝＝ 　政府がバイオ燃料の普及・拡大に向けて新法制 . . . 本文を読む

地球温暖化で南信州の経済はどうなる

果樹と市田柿という干し柿、花が主要産目の伊那谷だが、今日付の信州日報紙「視点」で、温暖化により２０年後に平均気温が１度上がれば柿が干せなくなりりんご栽培の南限である南信州の地域でりんご栽培ができなくなる可能性があることに触れている。 りんごの主産地の平均気温は７～13度で飯田市は１２．５度、高森町も同程度で平均気温が１度上がればりんご栽培の最適地から外れる恐れがあるとのみなみ信州農協のコメントを . . . 本文を読む

建築廃材が足りなくなる？

セルロース、特に建築廃材の木材からのエタノール製造に関して興味深い報道があったので貼り付けておきたい。 ＜廃木材＞バイオ燃料として見直し　争奪戦も激化（yahoo!ニュース　1月16日13時5分配信 毎日新聞） ＝＝＝＝　引用　＝＝＝＝ 　住宅の建設や解体に伴い、年間５００万トン排出される廃木材に熱い視線が注がれている。地球温暖化対策として、また近年の原油高傾向でリサイクル資源やバイオ燃料として . . . 本文を読む

E10ガソリンへの対応状況は？

すでに、北米で販売するガソリン車はエタノールを10%混合したE10ガソリンに対応していなければならないが、トヨタと日産は国内販売も含めて現在生産しているガソリン車はE10に対応しているという。加えて、ブラジル向けに１００％エタノール燃料も使えるFFVの投入を計画しており、バイオエタノール混合ガソリンを使用する環境は整いつつあるようだ。 トヨタがアルコール燃料対応車　ブラジルに来春投入（朝日新聞） . . . 本文を読む

石油連盟、国内産バイオエタノールによるE3燃料導入を批判

ETBEによるバイオエタノールの添加によりバイオ燃料流通を掌握したい石油連盟が、農水省と環境省が進める直接混合によるE3製造のためのカソリン供給には協力できないとしているようだ。 エタノール増産は「農業対策だ」　渡石連会長が批判（Sankei　ECONET　2006/11/17（産経新聞東京朝刊）） ＝＝＝＝　引用　＝＝＝＝ 　石油連盟の渡文明会長（新日本石油会長）は１６日の会見で、国産バイオエ . . . 本文を読む