6月は激動の月？

通常国会の会期末となる6月は政治が動く月だといわれているらしいが、2012年の6月は2009年の総選挙時を髣髴とさせる激動の月となった。


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消費税率のアップを決める法案を含む社会保障と税の一体改革関連８法案が衆議院で採決され、2014年に8％、2015年に10％へと消費税率が引き上げる法案が衆議院を通過した。

民主党の議員で57名が反対票を投じたものの、民主・自民・公明による三党合意を受けての採決により圧倒的な多数で可決された。これに伴い、マスコミ各社は小沢一郎元民主党代表をはじめ反対票を投じた議員を十派一絡げに「造反」したとバッシング。

取材時に報道関係者が大挙して訪れるメディアスクラム、実のところは同じ方向を向いて記事を書くことのほうがよほどメディアスクラムという言葉に表れているのでは？

それにしても、消費税の増税をあっさりと通し、財界も後押ししたというのはなんとも。特に輸出をメインとする製造業の大企業は消費税の導入で懐が潤っているのだから、税率は高ければ高いほどいいと考えているのだろうが、国内消費の落ち込みにより内需がさらに萎めば、結果的に自分たちの首を絞めることになるのでは？

まぁ、そうなったら国内市場を見捨てるのでしょうね。

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