安倍政権の奥の手は政界再編？

小泉時代は党執行部が公認権を盾に抑えてきた自民党内の改憲派と護憲派、米追従路線と親米アジア重視路線の対立構造を、安倍執行部が抑えきれなくなっている中、小沢代表の下トロイカ体制でなんとかしているものの、常に党内の分裂状況が報じられる民主党と共に参院選後の政界再編を行うかもしれないという。

取材メモ：安倍総理と小沢党首のホットライン （現役雑誌記者による、ブログ日記！by オフイス・マツナガ）

自民党が解党し民主党も解党（自然解党？）して参院選後に改憲に向けた本格保守政党を作り公明党を排除するかもしれないというのである。
となると、残された親米アジア重視路線や護憲派の保守系議員がまとまって護憲保守政党を作るということになるのだろうか。

個人的には、そうした政界再編が行われ、わかりやすい構図となることを期待したいが、その結果として衆院も参院も改憲保守政党が3分の2以上の議席を持つという状況にはなってもらいたくはないというのも偽らざる心境ではある。



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