雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

ふるさと納税制度

2020-07-30 19:01:04 | 日々これ好日

        『 ふるさと納税制度 』  

     ある首長(市区町村長)のインタビューを聞きました
     そこは ふるさと納税制度で 
     年間50億円以上もの減収になっているそうな
     せめて これを半分にしてもらえれば
     PCR検査が相当充実させることが出来るのだが と残念がっていました
     ふるさと納税制度で 
     本当の意味でのふるさとに納税されているのは どの程度あるのだろう
     全国では どれだけの税収が失われているのだろうか
     この制度 不合理な点が多すぎる気がします
     「低所得者の泣き言か」と言われると 一言もありませんが・・・

                        ☆☆☆

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限界の少し手前で

2020-07-30 08:15:28 | 私の好きなフレーズ

   『 わが国には、その声を聞き取る程度の暖かさはあると信じましょうよ。 』

大都会の片隅で、若い母親と幼い子供が餓死状態で亡くなっているのが見つかったという記事を見ました。
わが国の話なのですよ。
行政が何もかも見ることが出来るわけではありません。隣近所の人が冷酷だったというわけでもないでしょう。最も力になるべき家族が不幸な事件の最大原因らしいとすれば、何かを言わんです。
ただ、一つだけはっきり言えることは、私たちは自分の国を大変優れた文化国家などとは思ってはならないということだと思うのです。
この種の悲しい出来事を防ぐことの難しさは、一つや二つの対策で完璧を期すことなど出来無い事にあります。
それを承知の上で声を上げさせてもらうとすれば、「何事にも限界がある」ということを、出来るだけ多くの人に自覚して欲しいのです。頑張ることは必要です。しかし、限界を超えそうなところまで頑張らないで欲しいのです。
「限界の少し手前」で、声をあげましょうよ。欠陥の多い福祉国家といえども、わが国には、その声を聞き取る程度の暖かさはあると信じましょうよ。

          ( 「小さな小さな物語」第九部 NO.517 より ) 

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