1-0の勝利でグループ首位に浮上 カタール戦=U-22サッカー日本代表
北京五輪出場を目指すU-22(22歳以下)サッカー日本代表は12日、東京・国立競技場で五輪アジア最終予選・グループCの第3戦となるカタール戦に臨んだ。後半には10人となりながらも前半に挙げた梶山のゴールを守り切り、1-0で勝利した。この結果、日本は2勝1分けの勝ち点7となり、グループ首位に躍り出た。
日本は前半6分、水野のフリーキックから梶山がヘディングでゴールを決め、幸先よく先制する。その後はカタールに押し込まれる場面もあったが、34分には森島が決定的なチャンスを迎えるなど終盤は日本が盛り返し、1点のリードで試合を折り返す。
後半の序盤は一進一退の展開。しかし、10分に梶山が接触プレーの影響で負傷交代すると、23分には本田拓がこの日2枚目のイエローカードで退場となる。10人での戦いを強いられた日本は防戦一方となったが、GK山本の好セーブなどで無失点でしのぎ、1-0で逃げ切った。
ホーム&アウエー方式で行われる最終予選は3組に分かれており、日本はベトナム、サウジアラビア、カタールと同じC組。各組の1位のみが五輪出場権を獲得する。
日本は10月17日、アウエーで第4戦のカタール戦に臨む。