中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
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マルセル・マルソーはもう帰らない

2007-09-23 | ニュース

マルセル・マルソーはもう帰らない

マルセル・マルソーの絵本「かえってきたビップ」
bipu 
世界一のパントマイマーといわれたマルセル・マルソーが書いた絵本、「かえってきたビップ」。ビップというのは、マルソーが演じた道化師の名前です。この絵本は、そのビップの「誕生物語」です。なきむしでさみしがりやのビップは、多くの人から愛されました。そう、とりわけ子どもたちから。そのビップは、もう帰らない

パントマイム界の巨匠として半世紀以上活躍を続けたフランスのマルセル・マルソーさんが22日亡くなった。84歳だった。AFP通信が23日、家族の話として伝えた。シルクハットに赤い花、白塗りの顔のピエロ「ビップ」を作りだし、マイムの代名詞的なキャラクターとして定着させた。 1923年、仏ストラスブール生まれ。46年、パリでパントマイム劇に出演、デビューした。47年にはビップを創作して上演。劇団も創設し、49年以降、日本を含む世界各地で公演を重ねた。 「沈黙の詩人」、「パントマイムのチャプリン」とも呼ばれた。世界各地のアーティストに影響を与え、歌手マイケル・ジャクソンの「ムーンウオーク(月面歩行)」という振りのヒントになったとも言われる。パリ市の助成でマイム・スクールを開設したり、日本の歌舞伎俳優研修生にマイムの研修を行ったりするなど、若者の育成にも尽くした。

  


銀輪駆ける 秋の白山路

2007-09-23 | ニュース

銀輪駆ける 秋の白山路 サイクルフェスタに240人

白山路サイクルフェスタで一斉にスタートする参加者=白山市の十八河原公園で

写真

マイペースで42キロキャニオンロードで初開催

 手取峡谷から白山ろくを自転車で走破し、健康増進や環境について考えてもらおうという「白山路サイクルフェスタ2007」が22日、白山市鶴来水戸町の十八河原公園発着、道の駅瀬女・かんぽの郷折り返しの計42キロの手取キャニオンロード(一般県道手取川自転車道線)で開かれた。 (前田清市)

 十八河原公園に県内の七市三町と福井、富山両県からの参加者計240人が集合。開会式で角光雄市長が「恵まれた自然環境にふれ、おいしい空気をいっぱい吸って楽しんでください」とあいさつ。北村登市議長も参加者を励ました。全員でラジオ体操後、角市長のピストルの合図で出発した。参加者は、5歳から79歳までの人たちで、グループだったり親子だったりとさまざま。スタイルもサイクリングウエアにマウンテンバイクもいれば、普通の自転車に運動着や半袖半ズボンの人もいるなどいろいろ。フェスタはタイムレースではないため、それぞれマイペースで白山路を走った。コース途中には、ボランティアや市のスタッフら115人の協力や白山汁の振る舞い、おもしろ自転車試乗体験コーナーなどもあった。フェスタは、昨年は悪天候で中止になり、今回が1回目。