中川輝光の眼

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「菅直人さんの意見」(中日新聞記事)政府の指揮官として「恐怖を体現した」人の言葉は重い

2012-04-15 | 政治・経済を考える

政府が13日、関西電力大飯原発3、4号機の運転再開を妥当と判断したことについて、自民党の茂木敏充政調会長は取材に対し「新たな判断基準をつくり、(妥当性が)はっきりしない中で再稼働を決定して、本当に地元の理解が得られるのか」と述べ、新たな安全基準策定からわずか7日間での政府判断に疑念を呈した。ただ、同党は原発の再稼働を基本的に容認する立場で、田野瀬良太郎幹事長代行は「早く再稼働への道筋を付けるべきだ」と強調した。公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は「再稼働に向け急ぎ過ぎという感じもある。地元の理解を得られるよう政府は努力すべきだ」と指摘した。みんなの党の渡辺喜美代表は「安全性を軽視した再稼働ありきの大暴走だ」と非難。共産党の穀田恵二国対委員長は「何の根拠もなく、東京電力福島第1原発事故の教訓にも学んでいない。これほどいいかげんな話はない」と激しく反発した。社民党の福島瑞穂党首は「出来レースとしか思えない。あまりに拙速な原発安全宣言であり、絶対に許せない」と厳しく批判した。(jijicom)

「原発」推進してきた電力関連企業や経済団体の「再稼働要請」に、政府は「現実対応」せざるをえない、自民党・公明党もこれまでの経緯から見て「再稼働容認」になる、原発・自治体にしてもさまざまな名目で「お金」をもらっているから「再稼働容認」になる、国民の考えはと見ると「わからない」を含めてほぼ三等分、これでは結果「現実対応」になる。注目すべきは、「原発事故」を目の当たりにし「直接対応」してきた「菅直人さんの意見」(中日新聞記事)である。当時、政府の指揮官として「恐怖を体現した」人の言葉は重い、わたしはここに「ひとつの示唆がある」と思っている。日本が、この状況を克服し、新たな一歩を世界に先駆けて示す「転換点」がある。ここでの選択肢は限られている、安易な「現実対応」に「解」はないと思われる。論理的で明快な「解」にこそ、「未来の姿(正解)」が潜んでいるものです。

          



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-04-15 10:47:43
こんな奴が首相になっていたかとこそ恐怖。
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