中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
paraparaart.com ArtDirector

しょこたん“博士”が科学番組に

2007-09-17 | 科学・環境を考える

やる気はギザまんまん!しょこたん“博士”が科学番組に気合

 「しょこたん☆ぶろぐ」を駆使し、ブログの女王の異名を取る“電脳しょこたん”が、科学をテーマにした異色ラジオ番組に臨む。

ニッポン放送でラジオパーソナリティーを務めることになった中川翔子。しょこたんが科学者に変身し、リスナーの知的好奇心をくすぐります 

中川翔子さんが10月6日スタートのニッポン放送「中川翔子のG(ギザ)サイエンス!」(土曜後9・30)で、ラジオパーソナリティーを務める。しょこたんが新米研究者になって最先端科学の面白さを伝える、ラジオでは異色の番組だ。中川は「やる気はギザ(しょこたん語で非常に)まんまんです」と張り切っている。きっかけは、中川が先月上旬にニッポン放送「ヤンピース!」の1日特番パーソナリティーを務めたことだった。しょこたん語を使って、おもしろおかしくリスナーに伝えた彼女の独特な感性は同局スタッフをノックアウトした。時を同じくして、同局内で科学をテーマにした異色番組の制作が進行していた。節丸雅矛編成副部長は「彼女の頭の回転の速さに驚き、レギュラー番組を持たせたいと、まず思いました。そこで実際に会話してみると、幼いころからアニメやコミックを通じてSFに限りない興味を持っていることを知り、彼女しかいないとオファーしました」と明かす。

 新番組は科学雑誌「日経サイエンス」の協力を得て、未来のテクノロジー研究を実際に行っている大学の研究室スタッフをスタジオに招き、中川とサイエンストークを展開する。遺伝子工学やロボテクス、宇宙テクノロジーなどをテーマにしていく予定。ただ、難しく伝えるのではなく、学生たちから「ロボット研究をめざすきっかけが、実はガンダムだった」といった秘話を中川が引き出しながら、優しくていねいに解説していく。中川は「文系だったんですけど、科学は大好きで、興味津々のワクワクする30分になると思います。中学のころは宇宙の本をたくさん読んでいました」と興奮気味に語り、「テンションが上がったら、思わず、しょこたん語も出ちゃうかもしれません。学生さんにいい質問や鋭い質問ができるようになりたい」と気合が入りまくり。しょこたん博士の新感覚サイエンス番組は話題を呼びそうだ。

  


村民の死因、8割はがん

2007-09-17 | 科学・環境を考える
中国公害:重金属汚染の涼橋村 
村民の死因、8割はがん

 命を拒む赤茶けた土と水が、やせた農村を覆っていた。中国広東省の北部にある人口320人の涼橋村。かつて豊かな恵みをもたらした母なる川は、重金属を含む汚泥を運び込む死の川に変わった。中国全土で20あるとも50あるとも言われる「がんの村」。ここもその一つだ。北京五輪が1年後に迫った8月、急激な経済発展の陰でうめく「沈黙の大地」を訪ねた。

押し寄せた汚泥で完全に埋まった魚の養殖池。何保芬さんは「何もかも死んでしまった。もう、元には戻らない」とつぶやき、ぼう然と地割れを見つめ続けた=広東省・涼橋村で

 人口1000万人の省都・広州市から約160キロ。車で3時間ほど走った山あいに村はあった。「魚が何匹いたかって? 数えきれないほど、たくさんいたんだ」中国共産党の同村支部書記、何保芬さんがまくしたてた。足元のひび割れた土の下には、かつて深さ1メートルほどの養殖池があったという。赤茶色の正体は、約30年前から操業している上流の鉱山から流れ出す排水や汚泥だ。色の原因になっている鉄分だけでなく、カドミウムや鉛、亜鉛などが含まれ、生き物がすめないほどの強酸性だ。それが大雨の度に養殖池や田畑に流れ込む。この20年ほどの間に亡くなった村人の約8割はがんが死因だったという。下流域も似た状況だ。だが、本格的な疫学調査は行われておらず、汚染との因果関係は今も確認されていない。中国政府は環境重視の政策を打ち出し始めているが、この村に具体的な救済策は見えないままだ。「日本の新聞が取材に来たのは初めて。この村で起きていることを多くの人に知らせて」。案内してくれた女性が訴えた。私が見た被害は、ほんの一部にすぎなかった。(毎日新聞記事から)

日本には、公害に対するノウハウがあります。手遅れになれば、回復に相当な時間と経費がかかることも知っている。早急に中国と協力し、手を打たなくてはならない。

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半世紀を経てよみがえった真空管アンプの名機

2007-09-17 | 音楽を聴く

半世紀を経てよみがえった真空管アンプの名機

 日本でもっとも古い部類に入るオーディオメーカーの老舗中の老舗、ラックスマンから新しい真空管アンプが発売されました。同時にCDプレーヤーとスピーカーもデザインを合わせて発売され、往年のオーディオファンを中心に大変な反響を呼んでいます。

写真LUXMAN「NeoClassico series」/今回"ネオクラシコ・シリーズ"として発売になった、真空管プリメインアンプ「SQ-N100」、CDプレーヤー「D-N100」、スピーカーシステム「S-N100」

 

写真「SQ-N100」の真空管カバーを外したところ/真空管には、安全のため真空管カバーが取り付けられていますが、写真は真空管が見えるようにカバーを外したところです。
写真「SQ-N100」のバックパネル/入出力端子は、金メッキが施された高品位なもの。ラックスマンの音質のへのこだわりには、こういった部分でも妥協がありません。

 ラックスの真空管アンプというと、オーディオに詳しい方なら「SQ-38」、あるいは「SQ-38D」というモデルを懐かしく思い出すことでしょう。「38」は1963年、「38D」は翌年、東京オリンピックの1964年に発売され、大ヒットした真空管プリメインアンプです。 お洒落なアルミのフロントパネルが高性能を象徴し、そのボディを囲った木枠が何とも男心をソソル高級感を演出して、本当にオーディオファンはヨダレが出るほど憧れたものでした。何しろまだまだ高価でしたからね、学生や若者が簡単に買えるというものではなかったのです。 あれからもう、43年。遥かな時空を超えて「SQ」はよみがえりました。型番は「SQ-N100」。プリメインアンプです。美しいですね~!! この佇まいがたまりません。出力は12W+12W(6オーム負荷)ですが、能率(出力音圧レベル)や、インピーダンスが極端に低いスピーカーでなければ、一般的な音量で音楽を聴くのに少しも不満を感じません。見かけの数値よりも、真空管アンプはかなりドライブ力があるのです。いろいろなスピーカーと組み合わせても面白そうですね。