やる気はギザまんまん!しょこたん“博士”が科学番組に気合
「しょこたん☆ぶろぐ」を駆使し、ブログの女王の異名を取る“電脳しょこたん”が、科学をテーマにした異色ラジオ番組に臨む。
中川翔子さんが10月6日スタートのニッポン放送「中川翔子のG(ギザ)サイエンス!」(土曜後9・30)で、ラジオパーソナリティーを務める。しょこたんが新米研究者になって最先端科学の面白さを伝える、ラジオでは異色の番組だ。中川は「やる気はギザ(しょこたん語で非常に)まんまんです」と張り切っている。きっかけは、中川が先月上旬にニッポン放送「ヤンピース!」の1日特番パーソナリティーを務めたことだった。しょこたん語を使って、おもしろおかしくリスナーに伝えた彼女の独特な感性は同局スタッフをノックアウトした。時を同じくして、同局内で科学をテーマにした異色番組の制作が進行していた。節丸雅矛編成副部長は「彼女の頭の回転の速さに驚き、レギュラー番組を持たせたいと、まず思いました。そこで実際に会話してみると、幼いころからアニメやコミックを通じてSFに限りない興味を持っていることを知り、彼女しかいないとオファーしました」と明かす。
新番組は科学雑誌「日経サイエンス」の協力を得て、未来のテクノロジー研究を実際に行っている大学の研究室スタッフをスタジオに招き、中川とサイエンストークを展開する。遺伝子工学やロボテクス、宇宙テクノロジーなどをテーマにしていく予定。ただ、難しく伝えるのではなく、学生たちから「ロボット研究をめざすきっかけが、実はガンダムだった」といった秘話を中川が引き出しながら、優しくていねいに解説していく。中川は「文系だったんですけど、科学は大好きで、興味津々のワクワクする30分になると思います。中学のころは宇宙の本をたくさん読んでいました」と興奮気味に語り、「テンションが上がったら、思わず、しょこたん語も出ちゃうかもしれません。学生さんにいい質問や鋭い質問ができるようになりたい」と気合が入りまくり。しょこたん博士の新感覚サイエンス番組は話題を呼びそうだ。