春本番を思わせる暖かい昨日、四日市のポートタワーで「北勢地域自治体議員協議会」主催による「環境シンポジウム」が開催をされ、出席をした。主催団体である「北勢地域自治体議員協議会」は北勢地域の県市町議会議員で構成されており、地域内の共通課題などを話あおうとの趣旨で昨年結成をされたもので、この種の催しは昨年に引き続き二回目である。
今回はドイツから「ドイツ政府認定GHG(温室効果ガス)査定認定人」と言う余り聞きなれないナカナカ難しい肩書きの付いた「アルフレッド・エシャレー」氏をお招きして「再生可能エネルギー」についての講演と質疑応答であった。
こんな堅いテーマとドイツ人の講師となると、何となく取っ付きにくく、果たしてどれくらいの人数が集まってくるのか?と少し心配であったが、会場に着いてみると予想以上の人出。講演が始まる頃には約150名と聞いていた会場は満員御礼の状態となった。
当日の司会は、ナゼかしらこのところ司会づいている菰野のT県会議員。先日の「新政みえ大宴会」での司会の記憶がナマナマしい。例によって元気さだけが取柄といわんばかりの大声の開会の辞が会場に響き渡り、いよいよ「講演会」が始まった。
最初に本会の会長である岩名県議が挨拶。会の趣旨やこの講演会に至った経緯などを話されたが、日本にも「再生可能エネルギー推進協会」なるものがあり、岩名県議がその役員に入られているなどとは知らなかった。
会長挨拶に続いて、今日のメインゲストのスピーチが始まった。パワーポイントを使っての講演である。当然、ドイツ語だと思っていたら、アンに相違して英語で話が始まった。
日本人への講演慣れをしているのか?ドイツ人の英語なるが故か?は定かではないが、ユックリトした喋りと比較的簡単な単語での話であったので、通訳の方の解説を聞くまでもなく、だいたい理解ができ、「環境」の勉強と言うよりは「英会話」の勉強をしている雰囲気で講演は進んでいった。
その「講演」の中で、特に興味を引いたことは、近年、ドイツで木質系ペレットがものすごい勢いで普及してきているとの話である。
「木質系ペレット」と言うのは、廃材や古材を原料にしたチップを固めてペレット状にした物で、近年、ストーブの燃料として注目されてきている物であるが、ナゼ、ドイツで急速に普及をしてきているか?との理由をエシャレー氏は「原油価格の高騰」と説明をした。
つまり、木質系ペレット1㎥のカロリーは灯油210ℓに匹敵する。今、ペレット1㎥の価格は約8500円~12000円。灯油210ℓでダイタイ16000円位。この価格差がペレットの普及を促進しているそうである。しかも、この価格差は日本でも同じように当てはまると付け加えた。
この話を聞いていて、以前に県の環境部に間伐材を利用した木質ペレットとそれを使うペレットストーブの利用促進の要請をしたことを思い出した。環境にも良いし、間伐材対策にもなるので、ゼヒ、一度検討をしてみては?と話をしたが、その後、環境部からはナシのツブテ。絵に描いたような「聞き置く」状態のままである。まあ、おそらく検討なんて、マッタクしていないとは思うが・・・。
いきなり「ペレット」だの「ペレットストーブ」だのと言ってみても、すぐに動くような行政の体質ではないのは明らかである。とりあえず「再生可能エネルギー推進協会」の「三重県支部」に加入をして、その辺りから「声」でも上げていくか?でも、年会費6000円はチョット痛い感じがする???
今回はドイツから「ドイツ政府認定GHG(温室効果ガス)査定認定人」と言う余り聞きなれないナカナカ難しい肩書きの付いた「アルフレッド・エシャレー」氏をお招きして「再生可能エネルギー」についての講演と質疑応答であった。
こんな堅いテーマとドイツ人の講師となると、何となく取っ付きにくく、果たしてどれくらいの人数が集まってくるのか?と少し心配であったが、会場に着いてみると予想以上の人出。講演が始まる頃には約150名と聞いていた会場は満員御礼の状態となった。
当日の司会は、ナゼかしらこのところ司会づいている菰野のT県会議員。先日の「新政みえ大宴会」での司会の記憶がナマナマしい。例によって元気さだけが取柄といわんばかりの大声の開会の辞が会場に響き渡り、いよいよ「講演会」が始まった。
最初に本会の会長である岩名県議が挨拶。会の趣旨やこの講演会に至った経緯などを話されたが、日本にも「再生可能エネルギー推進協会」なるものがあり、岩名県議がその役員に入られているなどとは知らなかった。
会長挨拶に続いて、今日のメインゲストのスピーチが始まった。パワーポイントを使っての講演である。当然、ドイツ語だと思っていたら、アンに相違して英語で話が始まった。
日本人への講演慣れをしているのか?ドイツ人の英語なるが故か?は定かではないが、ユックリトした喋りと比較的簡単な単語での話であったので、通訳の方の解説を聞くまでもなく、だいたい理解ができ、「環境」の勉強と言うよりは「英会話」の勉強をしている雰囲気で講演は進んでいった。
その「講演」の中で、特に興味を引いたことは、近年、ドイツで木質系ペレットがものすごい勢いで普及してきているとの話である。
「木質系ペレット」と言うのは、廃材や古材を原料にしたチップを固めてペレット状にした物で、近年、ストーブの燃料として注目されてきている物であるが、ナゼ、ドイツで急速に普及をしてきているか?との理由をエシャレー氏は「原油価格の高騰」と説明をした。
つまり、木質系ペレット1㎥のカロリーは灯油210ℓに匹敵する。今、ペレット1㎥の価格は約8500円~12000円。灯油210ℓでダイタイ16000円位。この価格差がペレットの普及を促進しているそうである。しかも、この価格差は日本でも同じように当てはまると付け加えた。
この話を聞いていて、以前に県の環境部に間伐材を利用した木質ペレットとそれを使うペレットストーブの利用促進の要請をしたことを思い出した。環境にも良いし、間伐材対策にもなるので、ゼヒ、一度検討をしてみては?と話をしたが、その後、環境部からはナシのツブテ。絵に描いたような「聞き置く」状態のままである。まあ、おそらく検討なんて、マッタクしていないとは思うが・・・。
いきなり「ペレット」だの「ペレットストーブ」だのと言ってみても、すぐに動くような行政の体質ではないのは明らかである。とりあえず「再生可能エネルギー推進協会」の「三重県支部」に加入をして、その辺りから「声」でも上げていくか?でも、年会費6000円はチョット痛い感じがする???